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ロシア勢は選手寿命が短い……なぜか?

「彼女の指導は子供の体型で体重が軽い時期に厳しい練習を課し、ジャンプを習得させるもの。余計な肉がつくと軸がブレるし、高く跳べない。もし成長して跳べなくなっても次の若手が控えている。『ベルトコンベアー方式』『選手の使い捨て』といった批判が国内外で巻き起こっています」(スポーツ紙五輪担当記者)

 15歳でソチ五輪ロシア団体金メダルを獲得したリプニツカヤもトゥトベリーゼの教え子だが、18歳で現役を引退。選手寿命が短いロシア勢を、国際スケート連盟も危惧している。

「昨夏の連盟の会議で、オランダがシニアの年齢を17歳に引き上げる提案をしました。採用されませんでしたが、支持は多かった。背景には表現が成熟していく年代の“大人”のスケーターが活躍できない状況への危機感がある。またロシア一強状態は、世界的なフィギュアへの関心の低下を招きかねません」(同前)

 ザギトワはSNSで「私は常に表彰台の一番上に立ちたいし、さらにハードなトレーニングをする必要がある」と綴った。心も体も壊れぬことを祈るばかりだ。

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