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秋元司議員、収賄容疑で逮捕 “カジノ疑惑”のキーマンは国会議員の隠し子だった

 安倍政権が経済活性化の“起爆剤”と期待するIR(カジノを含む統合型リゾート)事業。その担当副大臣だった秋元司衆院議員(48)が12月25日、収賄容疑で逮捕された。

「東京地検特捜部は秋元氏の議員事務所への家宅捜索に加え、本人にも複数回にわたり事情聴取。上級庁と調整し、収賄罪での立件を目指している」(司法記者)

 現職国会議員の逮捕は、2010年1月に小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」をめぐり、政治資金規正法違反容疑で逮捕された石川知裕衆院議員(当時)以来、約10年ぶり。一体何が起きているのだろうか。

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安倍内閣で国交副大臣などを歴任した秋元氏 ©共同通信社

秋元氏と中国企業を繋いだキーマンとは?

 疑惑の発端は2017年8月4日に沖縄で行なわれたシンポジウムだ。

「主催者は中国のオンラインくじ販売企業『500ドットコム』。NYで上場を果たし、豊富な資金力がありましたが、中国国内でネットくじの規制が強まり、徐々に失速。海外に活路を求めるなかで沖縄のIR誘致に着目したのです。この日登壇したのは同社CEOの潘正明氏や沖縄県議、公営ギャンブルに精通するコンサルタント、そして秋元氏でした」(同前)

 秋元氏はこの3日後にIR担当の内閣府副大臣兼国交副大臣に任命されている。

秋元氏の地元事務所を捜索 ©共同通信社

「500ドットコムは同年7月に都内に日本法人を設立。シンポジウムでは『沖縄に最大3000億円規模の投資を行なう』とブチ上げました。秋元氏と同社を繋いだのは『社長室日本事業顧問』の肩書を持つ紺野昌彦氏。特捜部はこの時に紺野氏が配った名刺を秋元氏の関係先などから押収、IR関連のコンサルティング会社などからは任意で提出も受けている。名刺に記載された住所は500ドットコムの本社がある中国・深圳になっていたようです」(検察関係者)

 紺野氏は関西出身の48歳(25日に仲里勝憲容疑者とともに贈賄容疑で逮捕)。沖縄を拠点にし、選挙ビジネスや民泊業を手掛け、タイやカンボジアなどで、「日本の中間層向けに不動産取得を仲介する仕事を始めたが、トラブルで頓挫した」(元部下)という。