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 Zの薄暗い店内にはカウンター数席と個室。チャージは1人2万円、平均単価は10万円をくだらない。木下氏はこの高級外国人クラブの常連で、多い時には週1回のペースで通っていたという。木下氏は決まって個室を利用していた。

 クラブの関係者が語る。

「木下さんは毎週水曜日に来店されることが多かった。よく覚えています。水曜日は憂鬱でした。木下先生は毎回、体格が良く強面の方々といらっしゃるので……」

 まるで木下氏を上客とも思っていないような口ぶりだ。聞けば、木下氏はこの店でトラブルを起こし、事実上“出禁”処分になっているという。その理由は女性たちへの度を超したボディタッチやキスの強要だ。

「木下さんは必ず個室で飲まれるのですが、ボーイが接客に行くと、『早く出てけよ』『早く閉めろよ、芸能人なんだから見られたら困るだろ!』と強めの口調で言われたこともありました。そのため個室内の様子を確認することができず、女の子たちの様子もなかなか知ることができませんでした」(同前)

木下氏は太ももが密着するほど近くに座り……

 実は、この隠れ個室で木下氏を接客した女性従業員が“被害”に遭い、次々に店を辞めていったのだという。その1人が元従業員のA子さんだ。

告発者のA子さん ©文藝春秋

「今年6月にクラブで働き始めたのですが、約3カ月で辞めました。その1番の原因が木下先生です。入店して初めて接客したのが木下先生だったのです」(A子さん)

 木下氏はその日から立て続けに5、6回、来店するたびにA子さんを指名。太ももが密着するほどA子さんの近くに座り、ためらいなくA子さんの体に触れてきたという。

「断ったり嫌がったりしても、無理やり肩を抱いて強引にキスをしてくるんです。顔を背けてもダメで、止めてくれませんでした。さらにはスカートの中に手を入れて、太ももや下着まで触られることも頻繁にありました。個室なのでボーイさんの助けも呼べず、されるがままでいるしかないことが辛くて、お店を辞めることを決めました」(同前)