昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

克行氏はどこまで具体的に関与していたのか

「河井夫婦はもちろん、事務所からも何も連絡ないですよ。こっちは頼まれて仕事をしただけで迷惑をしている。一言あってもいいと思いますけどね。あれは事務所の問題でしょ。(捜査当局の要請があれば)妻は事実を話すと思います」

 すでに大学教授や市民団体らが、河井夫妻や、違法な支払いの指示役と見られる案里氏の公設秘書・立道浩氏を広島地検に刑事告発している。

県議時代、政治資金を巡る疑惑で知事(当時)に辞職を迫っていた案里氏

「臨時国会が閉じた頃から、地検は関係先への事情聴取を始めています。すでにウグイス嬢に日当3万円を支払ったことを示す“裏帳簿”なども入手済み。最大の焦点は、克行氏がどこまで具体的に関与していたか。本格的な捜査はこれからです」(捜査関係者)

 一方で、こんな意味深長な話も出てきた。

大量の書類をシュレッダーに

「克行事務所は、文春の取材を受けた後、大量の書類をシュレッダーにかけて捨てたり、パソコンを処分したりしています。捜査されたら困るものが一杯あったんじゃないか、と言われています」(後援会関係者)

 すわ証拠隠滅の疑いか? 克行氏の事務所に尋ねると、「事務所の引越しを10月28日から行いました。その際、引越しに伴うゴミが大量に出ました」と書面で回答があった。

 先の参院選で同じ自民党ながら「仁義なき戦い」を繰り広げ敗れた溝手顕正元参院会長を直撃すると、「私は敗軍の将だから何も語ることはない」と言いつつも、「(2人とも)宇宙人だから。世の中に住んでいる者としてはコメントする余地がない。火星人がどうしているかなんて分からない」と語った。宇宙人でも火星人でもいいから、有権者への説明責任を果たしてほしい。

出典元

進次郎 政治資金で「不倫ホテル代」

2020年1月2・9日号

2019年12月26日 発売

特別定価470円(税込)

この記事の写真(2枚)

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー