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source : 週刊文春 2016年8月4日号

genre : ニュース, 社会

海パン一丁で背中一面に般若の刺青

 生活は徐々に無軌道になっていった。植松の“奇行”を近隣住民が話す。

「自宅前の路上で海パン一丁になり、女の子と一緒に日焼けをしていました。背中一面には般若の刺青。それを自慢するかのように晒していた。もともと両親と住んでいましたが、喧嘩が絶えず、約3年前に両親はさじを投げ、最近は1人で暮らしていたようです」

おかめの面の下から般若が顔を出す構図(ツイッターより)

 昨年6月には傷害事件を起こしている。

「八王子駅前の路上で男性に暴力を振るい、昨年末、傷害の疑いで書類送検されています」(捜査関係者)

「障害者を安楽死させられる法案を出せ」

 今年2月14日には、「障害者を安楽死させられる法案を出せ。470人を殺害する」と書いた手紙を握りしめ、衆院議長公邸を訪問。警視庁から神奈川県警に情報提供がなされ、植松は措置入院することになる。その際の検査で大麻の陽性反応が出た。

 当時、病院職員に対し、植松はこう嘯(うそぶ)いたという。

「重度障害者の大量殺人は、日本国の指示があればいつでも実行する」

 施設の元同僚が話す。

「以前より彼が『障害者ぶっ殺す』と言い触らしていたのを知らなかった職員はいません。私も万が一の際の避難訓練をした方がいいと報告してましたから」

 結局、施設側が動き、植松が退職したのが2月19日。それから5カ月、男は時機を窺っていたのだ。

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