女優魂を見せた、セミヌードと肉体労働
子役時代を支えた母親について、福田の実家の近隣住民がこう話す。
「子供の頃からお母さんが仕事場へ付き添って二人三脚で頑張っていました。麻由子ちゃんはお母さん似。美人親子なんですよ」
中高時代も女優と学業の二足のわらじを続けた福田だが、立教大学への進学を機に一人暮らしを始めた。
「『映画やドラマの現場だけではなく、日常の世界も見たい』と、学生時代は冷凍荷物の仕分け、倉庫の検品作業など肉体労働のアルバイトで貴重な経験を積み、『やはり自分には芝居しかない』と再認識したそうです。女優業への覚悟は相当なもので、18歳のときに出演した日仏合作映画『FLARE~フレア~』(2014年)では髪でバストを隠したセミヌードにも挑戦していました。
“子役は大成しない”などとよく言われますが、彼女は10代の役なら10代の演技、20代の役なら20代の演技ができる実力がある。現在、福田が契約している大型CMはなく、朝ドラ出演で評判と知名度も上がり、今後は争奪戦となる可能性が高いでしょう」(芸能プロ関係者)
娘の活躍について、実家の母親にも話を聞いたが、
「うちは(娘が)子役の頃から、両親は一切前に出ないと決めております。(元ミュージシャンだった)父親ももう一般人ですので」
福田とよく似た和風美人の母親は、感じの良い笑顔でそう話してくれた。
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