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source : 週刊文春デジタル

genre : エンタメ, 芸能

織田の熱愛、鈴本のモチベーション崩壊…

 これらは週刊文春デジタルが報じてきた欅坂46の内部崩壊が表面化したものだと言える。やはり卒業ラッシュは止まらなかった。2019年9月に報じた織田の熱愛スクープ。すでに気付いていた他メンバーのモチベーションは低下し、何人かのメンバーが「卒業」という言葉を口にするようになった。その一人、鈴本の海外留学の真相と卒業についても、2019年11月16日に週刊文春デジタルは報じていた。

織田奈那の熱愛はグループにとっても大きかった ©文藝春秋

 欅坂46の絶対的センターの脱退発表は社内でも”極秘案件”として扱われていた。

「平手の脱退は半年ほど前からごく一部の関係者だけで内々に進められていました。9月に行われた東京ドームのライブDVDは、12月末の発売予定で制作を進めていました。ですが、制作途中で平手のグループ脱退を知らされた制作陣は、脱退発表の後にリリース日を合わせるように指示を受け、結局、1月末発売に延期されました」(同前)

 平手はメンバー最年少。2016年4月にリリースされたグループのデビュー曲「サイレントマジョリティー」を含め、シングル8曲すべてでセンターポジションを務め、その圧倒的な存在感が牽引したグループの人気は旭日昇天の勢いだった。だが、既報の通り、この“平手一強体制”により多くのメンバーが振り回されたのも事実。最終的に平手脱退にもつながったという。

紅白リハーサルでセンター平手は曲が終わると同時にステージに手をついた(左下) ©文藝春秋

多くのメンバーが「もう、疲れた」。相談相手は一人だけ

 欅坂関係者が明かす。

「発言力が強くなりすぎてしまった平手さんとメンバーの間には深い溝ができてしまった。シングルのリリースが遅れに遅れるなど振り回され続けた結果、『もう、疲れた』と多くのメンバーもうんざりした表情を隠さなくなった。正直、平手さんはグループ内で浮いた存在になってしまい、居場所がなくなっていた。運営サイドともうまくいかない場面が多くなり、相談相手も秋元康さんしかいなかった。孤立する一方だったのです」

 週刊文春デジタルが2019年4月に報じた元メンバー・今泉佑唯(21)へのイジメ問題で明らかになったのは、イジメの主犯格メンバー5人が、平手を”崇拝”していたグループのバランスを欠いた実態だった。体調不良の平手に代わりセンターに立った今泉に対し、主犯格の1人は「平手が築き上げた欅をお前が壊している」と面罵。ほかにも「死ね」などの暴言、化粧品や靴下が片方だけ隠される、1人だけエレベータに乗せてもらえない、楽屋にカギをかけられて入れないこともあったという。”平手一強”の運営体制がメンバーにも大きく影響し、「平手以外のセンターを許さない」という狂信的な状態に陥っていた。主犯格グループに睨まれたまま、今泉は2018年でグループを卒業した

週刊文春デジタルの直撃取材に答える今泉佑唯 ©文藝春秋