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「これ、つけよか」女生徒を首輪で監禁 奈良・62歳の塾講師の「23時呼び出し」

「これ、つけよか」

 初老の男は少女の頸に犬用の首輪を嵌め、さらに「これもつけよか」と両足首を束ねるように別の首輪で固定。2つの首輪は立ち上がれないような長さにリードで繋がれ、椅子に座らされた少女は約3時間、個人指導を受け続けた――。

 日曜の昼下がり、学習塾の講師と生徒、2人きりの教室内で起きた監禁事件。塾経営者の伊藤耕司容疑者(62)が逮捕監禁の疑いで逮捕された。

塾の看板で笑顔を見せる伊藤

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「彼がこういう事件を起こすのは時間の問題やった」

 現場は奈良市藤ノ木台の学習塾「平成進学会」。監禁は昨年11月17日、午後1時から午後4時20分ごろまでの間に行われた。

「被害者の10代少女が帰宅後、母親に『今日、こんなことがあって』と話すと、母親が『とんでもない!』と驚き、警察に駆け込んだ。少女は数年間、この塾に通っており、今回の首輪の拘束を『内心嫌だったが言い出せなかった』と話しています」(県警担当記者)

 容疑が固まった1月7日に逮捕。捜査関係者によれば、「少女に怪我やアザはなかった。伊藤には動機や性的嗜好について聴取している。なお、伊藤は犬を飼っていなかった」。

 同塾には小学生から高校生までの生徒が約20人通っているが、保護者からはさまざまな声が漏れる。

「子どもが来月、高校受験なのに……動揺している」

「(伊藤は)素晴らしい先生ですよ。感謝しかない」

 だが一方で、伊藤の元同僚講師は、「彼がこういう事件を起こすのは時間の問題やった」と語る。

 伊藤は2009年、前に勤務していた塾から独立して経営者となり、主に国語と英語を担当。妻子持ちで、弟も同塾で講師をしている。

 塾周辺の住民は「メガネとアゴヒゲが印象的。いつもこざっぱりとして、愛想のいい人」という一方、元教え子はこう振り返る。

「高圧的で、授業態度も冷徹でした。両手の指10本すべてが深爪で、指先の3割ぐらい肉になっていたのが記憶に残っている。友達と『そんなに切ったらめっちゃ血が出るやろ』って」