「もともとはよく笑う子で、アイドルという職業に向き合っていた」
「連日、窓もない地下室での朝から晩までの長時間撮影に、多くのメンバーが精神的に参っていました。平手さんもその1人でした。もともとはよく笑う子で、握手会も人一倍頑張ってアイドルという職業に真剣に向き合っていた。しかし、ドラマの撮影途中から平手さんの中で何かが崩れたように人が変わった。突然現場をドタキャンし、撮影が止まったこともありました。
撮影が終わってからはなんとか平静を取り戻し、いつもの平手さんに戻ったように見えました。ですが、4枚目シングル『不協和音』がリリースされた2017年4月頃、また精神的に不安定になってしまったのです。タイミング悪く、その後の6月に握手会で起こった発煙筒事件も追い打ちをかける結果になりました」
2017年6月24日に起きた「発煙筒事件」
2017年6月24日の夜、千葉市美浜区の幕張メッセで開かれた握手会で、札幌市白石区の無職・阿部凌平被告が発炎筒に点火して握手会を中断させた。阿部被告は果物ナイフも所持していた。被告は威力業務妨害と銃刀法違反の罪に問われ、千葉地裁は懲役2年、保護観察付き執行猶予3年の判決を言い渡した。
そして、この年の12月13日に生放送された「2017 FNS歌謡祭 第2夜」(フジテレビ系)の本番直前に「楽屋号泣事件」が起きてしまう。
別の欅坂関係者が明かす。