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新型コロナウイルスで「やってはいけない」5つのNG行動

「職場には中国人客も多く、昨日から熱っぽい。新型コロナが心配」と思うならば、受診の前に保健所や病院に電話を入れるといい。「新型肺炎受け入れ指定病院」は全国で急速に整備されつつあるが、状態は流動的である。ネットで公表された病院に押しかけてもすでに満床の恐れもある。保健所や病院、もしくは国が運営する救急安心センター(#7119)に電話で相談するといいだろう。

【NG2:新型コロナ情報をSNSで拡散する】

2003年のSARSコロナウイルス、2009年の新型インフルエンザ、2015年のMERSコロナウイルスと、新型ウイルスは定期的に流行している。それ以前にも、1918年の「スペイン風邪の世界的流行」のように突然変異ウイルスによるパンデミック(感染爆発)が存在した。

近年は、頻繁に流行しているように感じられるが、これは「遺伝子解析技術の進歩に伴い、新型ウイルスが発見されやすくなった」ことも背景にある。以前なら、医師が「今年の風邪は重い人が多いなぁ」と診断していた現象が、「新型○○ウイルスの流行」と確定診断できるようになったということだ。

今回の新型コロナは、「SNS」という社会環境が整っているという意味において、SARSコロナやMERSコロナのような過去の事例とは明らかに違う。テレビで繰り返し報道される「武漢市の病院にあふれる民衆」「防護服を着て治療にあたる医師」に加えて、ネットを検索すると「武漢市の病院で病院廊下に放置されている遺体」のようなショッキングな写真が見つかる。

さらに、ツイッターなどでは「新型コロナは中国がバイオ兵器として開発したウイルスが漏れた」「武漢市では実は10万人が感染している」「中国共産党政府が必死に隠蔽(いんぺい)」といった、真偽不明の情報があふれている。

「中国の友人から聞いた話」としてそれらしく書かれているケースも多い。しかし、そうした人が過去にどんな記事を発信していたかを調べるといい。