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新型コロナウイルスで「やってはいけない」5つのNG行動

たとえば2011年の福島第一原発事故では、「東日本は人間が住めなくなる」「放射線障害で○○人死んだ」といったデマが流された。今回の新型コロナでも、過去にそうした情報を発信していた人が、真偽不明の情報を書いていることが多い。「福島産の桃を食べて白血病になった人がいる」のような無責任なデマは、その後の復興を妨げた。同様の過ちを繰り返すべきではない。

デマを最初に書き込んだ人は「名誉毀損(きそん)罪」「業務妨害罪」などの罪に問われる恐れがある。それだけではない。デマを拡散した人も損害賠償請求の対象となる恐れがある。一般人は真偽不明の情報の拡散には手を出さないほうが無難である。

売れ切れ続出「N95タイプのマスク」は呼吸が苦しくて使いづらい

【NG3:「N95タイプ」のマスクを買いに走る】

今回の新型コロナ騒動でマスクが売れている。なかでも「N95マスク」といった高性能なタイプは品薄状態が続いており、オークションサイトなどで驚くような高値で取引されているようだ。

N95マスクとは、「細菌や花粉など直径0.3μm(マイクロメートル)以上の微粒子を95%以上捕集できる」という性能を持つ。コロナウイルスは0.1μm程度の大きさなので、捕集効果に疑問が残る。

※毛髪の直径は80~100μm

医療従事者はこのN95マスクをしばしば利用する。私も使用するのは慣れているが、装着するとかなり息苦しい。先日、結核患者の手術で着用した時は、30分ほどの装着で呼吸が苦しくなり、気分が悪くなった。マスクに慣れていない一般人がN95マスクを1日中装着することは困難だろう。もちろん苦しくなってマスクをずらせば意味がなくなってしまう。

よって、マスクは廉価品でいいので、清潔なものを毎日交換してほしい。「安いマスクだったら、0.1μmのウイルスには効果がないのでは?」と思うかもしれないが、ウイルスを含んだ唾液や鼻水といった飛散物をブロックするには十分である。また、鼻や喉の粘膜への保湿効果があるので、ウイルスの侵入しにくい健康体の保持に有効である。