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連載シネマチャート

1966年「男と女」の53年後の2人を描く 「男と女 人生最良の日々」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

海辺の施設で余生を送る、元レーシング・ドライバーのジャン・ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)は、徐々に過去の記憶を失いつつあった。息子のアントワーヌは、父親が今も愛し続けている女性アンヌ(アヌーク・エーメ)を探し出し、「父と会ってほしい」と申し出る。2人は約50年ぶりの再会を果たすが、ジャン・ルイは目の前にいる女性がアンヌだとは気づかずに、アンヌへの想いを語り続ける。自分がどれほど愛されていたかを知ったアンヌは、2人にとって思い出の地であるノルマンディーへ車を走らせる。

〈解説〉

伴侶を失った男女の恋愛を描いた1966年の『男と女』のスタッフとキャストが集結し、前作の映像を交えながら、53年後の2人を描く。クロード・ルルーシュ脚本・監督作。90分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆あんなに素敵だったアヌーク・エーメが……。撮り方に不満あり。ジャン=ルイはファッションも老けぶりもいい感じに。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆破廉恥なまでに感傷的だが、邪道の楽しさが横溢。夜明けのパリを疾駆する車と、53年の歳月を保存した生身が妙に新鮮。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★☆☆☆53年前のキラキラする切ない映像をちりばめてクロード・ルルーシュ監督の自己顕示欲を満喫させる作品としか思えず。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆『男はつらいよ』最新作に似ている。「記録」としての映画を「記憶」に再導入。名作の上に積み重なった時間を味わう贅沢。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆過去か前も生きた時間か夢か。2CVの車輪はどこへ向かっているのだろう。過去を頼りに冷静になるべきだったのでは。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©2019 Les Films 13 - Davis Films - France 2 Cinéma

INFORMATION

「男と女 人生最良の日々」(仏)
1月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
http://otokotoonna.jp/

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