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《志村どうぶつ園》白井家新疑惑「モルモットが愛犬に噛み殺されました。テレビには“替え玉”が…」ボランティア内部告発

source : 週刊文春デジタル

genre : ニュース, 社会, テレビ・ラジオ

 番組スタートから17年目を迎える人気番組「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)。動物との触れ合い企画や、動物保護の活動などを取り上げ、2012年には日本PTA全国協議会による「保護者が子どもに見せたい番組」で2位に選ばれている。

 そんな同番組の人気コーナーとして2018年から放送されているのが、浜松で馬やヤギら40匹以上の動物と、家族5人で暮らす「白井家」だ。身寄りのない動物を引き取り育てている。白井家は、子どもたちから“神”と呼ばれる母親の由紀子氏を中心に、動物の飼育に悪戦苦闘する様子が人気を博している。なかでも長男・鴻明氏、次男・迅氏は「イケメン大学生兄弟」として熱烈なファンも多い。

2018年9月1日白井家長男Twitterより

 

 しかし、その飼育現場では様々な問題が発生している。これまでに「週刊文春デジタル」では、白井家の“ヤギへの落書き行為”や“悪臭によるご近所トラブル”、“愛犬の殺処分危機”、“1回15万円の写真撮影会”、“チャリティー詐欺疑惑”、“愛馬フルハートのバラバラ解体”などの問題について、計4回に渡って報じてきた。

 複数の動物を飼ったはいいが面倒をみきれなくなる「多頭飼育崩壊」が社会問題化する現在、影響力の大きい人気のテレビ番組に出演する白井家の「不適切飼育」の実情は真相を究明すべき重要な問題だ。しかしこれらの報道に対して、現在に至るまで白井家や日本テレビから納得のいく回答は得られていない。

「いまだに本人やテレビ局から事態の説明や謝罪は一切ありません」

 報道を受け、白井家は番組から姿を消していた。番組関係者は「12月14日に放送された『天才!志村どうぶつ園』の2時間スペシャルに、人気コーナー『白井家』は登場しませんでした。これまでの数々の“報道”を受けて、放送を見送ったようです」と語った。

 しかし、年明け1月11日の番組では、白井家のコーナーが何事もなかったかのように放送された。この対応に、迷惑を被ってきた近隣住民たちは怒り心頭だ。

「あれだけ不適切な飼育や近隣トラブルが報じられたのに、いまだに本人やテレビ局から事態の説明や謝罪は一切ありません。むしろ『文春の記事は無視するようにテレビ局から言われている』と吹聴していました。こんな近所で馬が解体されていたなんて、病気も心配ですし、気味が悪くて耐えられませんよ。本人はSNSでご近所とは仲良くしているようなことを書いていますが、何も変わっていません。何事もなくテレビに出演し続けていることで、不信感は増しています」(近隣住民)

2019年2月26日白井家Twitterより。右に映っているのが違法解体されたフルハート

ペットショップで売れ残ったモルモットを引き取った

 そしてここへきて、またしても白井家に新たな疑惑が浮上している。ボランティアのAさんが、事の次第を打ち明ける。

「2019年2月の上旬、私が白井家を訪ねると、2匹の可愛らしいグレーと茶色のモルモットがケージのなかからこちらを見上げていました。その日、白井家には(次男の)迅君だけがいて、『ペットショップで値引きされているのに売れ残っていて、このままだと処分されるっていうから引き取ったんだ』と話していました。愛おしそうにモルモットに微笑みかけていた。迅君は幼少期にも動物園で繁殖し過ぎたモルモットを引き取り育てたこともあったそうで、優しい彼らしいな、と微笑ましく思いました」