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「棚橋さんの深夜の電話が気持ち悪い」

 福田康夫首相の後継を決める08年の総裁選では出馬を目指すも推薦人を数人しか集められずに断念。14年秋から幹事長代理を務めた時代の悪評は枚挙に暇がない。谷垣禎一幹事長に面会を求める議員を“門番”よろしく次々とシャットアウト。幹事長室には谷垣グループの議員しか寄りつかなくなり、谷垣、棚橋両氏だけで、テレビで大相撲観戦にふける様子もしばしば見られた。

 記者との関係でも悪評噴出。知らない女性記者を見かけると周囲に「あのお綺麗な方はどちらの記者さん?」と尋ねたり、別の女性番記者に「ベッドインしないか」と軽口を叩いたり。「棚橋さんの深夜の電話が気持ち悪い。担当から外してください」と上司に直訴した女性番記者もいた。

 谷垣氏が自転車事故で幹事長職を外れると、所属する谷垣グループから距離を置く。麻生派と山東派が合流して志公会となった17年、どさくさに紛れるように入会。「何がやりたい?」と聞く麻生太郎副総理に「経済の重要閣僚をやらせて欲しい」と媚を売った。

 永田町では知られてきた悪評が、予算委員長として一気に露見。これほど露骨に尻尾を振られては、安倍首相も、扱いに困っているに違いない。

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