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70歳で緊張の映画初主演 志村けんが意識する“永遠の宿敵”いかりや長介

 12月公開の松竹映画100周年記念作「キネマの神様」に、志村けん(69)が主演することが発表された。

 志村は、1970年代の“ドリフ映画”を除けば、「鉄道員(ぽっぽや)」(99年)以来、21年ぶり2度目の映画出演。主演は初だ。「緊張感と不安を感じつつも撮影に入るのをとても楽しみにしています」と闘志を燃やしているという。

ドリフ最年少の志村も今月、古希を迎える ©共同通信社

 監督は巨匠・山田洋次(88)。“2人1役”のW主演に菅田将暉(26)。他の出演者として永野芽郁(20)らの名も発表された。

「“映画”と“家族”をテーマにした作品で、志村はギャンブル好きのダメ親父役。イメージ的にはぴったりですが、松竹の年末作品といえば昨年は『寅さん』新作。その枠を任されたわけだから、志村が緊張するのも無理はない」(映画記者)

 現在、志村のテレビ出演は「天才! 志村どうぶつ園」などレギュラー2本に、「バカ殿様」など不定期の特番。映画出演の背景にはこんな見方もある。

「後輩の面倒見のいい志村は、ダチョウ倶楽部や“腰元タレント”を率いてバカ殿様を続けている。千鳥やサンドウィッチマンらをゲストに招いて頑張ってはいるが、どうしてもマンネリに陥りがち。健康面でも、酒や夜遊びは以前より控え目にしているとはいえ、4年前に肺炎、昨年9月には文春が報じた『緊急搬送』と、高齢でのオーバーワークの影響は少なからずある。志村にとって新分野で、じっくり取り組める映画が合っている、という判断もあるはず」(芸能デスク)