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「元SMAP3人と共演したい」中居正広を直撃すると……

SMAP解散から2年半、中居は、ジャニーズ幹部にある計画を伝えた

テレビ局の露骨な“忖度”は鳴りを潜めるようになった

 その傾向が顕著なのがTBSだ。同局はSMAPの独立騒動で中居が窮地に立たされた際、人気番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」という番組名を「スマイルたちへ」に変更し、番組終了の危機を回避した。

「TBSは昔からSMAP派。04年のアテネ五輪以降、中居が8大会連続でTBSの五輪メインキャスターを務めたのも、局と元マネジャーの飯島三智さんで決めたことでした。もともと中居は18年の平昌までという話で決まっていたが、東京五輪のメインは安住紳一郎アナ(45)が内定。中居には野球の取材や試合中継を担当してもらうなど、違った形で関わってもらう予定だと聞いています」(別のTBS関係者)

 4月27日には香取がTBSの「人生最高レストラン」に出演。現在、開催されている香取の個展「BOUM ! BOUM ! BOUM !」もTBSがバックアップしている。

 今年に入ってから公正取引委員会が芸能プロダクションの圧力の本格的な調査に乗り出したことも大きな後押しになっている。

©文藝春秋

「公取が目を光らせるようになったことで、テレビ局の露骨な“忖度”は鳴りを潜めるようになった。同時に各局が、これまでのジャニーズ依存を見直しはじめているのです」(同前)

「3人と共演したい」

 機が熟したとみたのか、昨年の夏頃から中居はジャニーズ幹部に自分の意思をぶつけている。

「3人と共演したい」

 そして何度も共演の機会をうかがってきたという。

「自分の出演番組に、3人をキャスティングしようと働きかけたこともあった。だが、ジャニーズ事務所で話は止まっており、『新しい地図』サイドにオファーが届かなかった。その後も、中居はことあるごとに自分の番組でSMAPの曲をかけたり、3人の話をすることで観測気球をあげ、虎視眈々と共演のチャンスをうかがっている。共演の可能性があるとしたら、TBSの『金スマ』しかないでしょう」(別の番組関係者)

 もっとも、タモリや笑福亭鶴瓶、松本人志ら、錚々たる大物タレントを後ろ盾につけながら、肝心の中居本人が踏ん切りをつけないことに周囲は苛立ちはじめている。

「いつ彼が独立しても大丈夫なように、周りの大物やテレビ局まで準備しているのに中居自身がなかなか腹をくくらない。中居は人を動かすことはできても、自分自身では決断できないのです」(同前)

 2016年にSMAPの独立騒動が表面化した際、ジャニーズの顧問弁護士に誰よりも早く独立の意向を表明したのは中居だった。ところが、いざ木村拓哉(46)と中居以外の3人の退所が決まると、中居は前言を撤回した。ジャニーズ事務所も、残留を認めながら中居の真意を図りかねていたほどだ。

 また大手事務所との太いパイプもある中居であれば、ジャニーズを離れても活動を続けられる勝算は十分にあった。それでも事務所を出なかった理由はどこにあったのか。