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好きな男性ができたことが原因?……女子高生が仲良しの同級生を刺した「武蔵野音大付属高」の“恋愛トラブル”

「キャー!」

 保健室から尋常ではない悲鳴が響き渡ったのは、2月6日12時45分頃のことだった。隣の職員室から男性教諭らが駆け付けると、3年生の女子生徒A子(18)が呆然と立ち尽くし、その傍らでクラスメートのB子さん(18)が、腹から血を流してうずくまるように倒れていた。

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「殺そうと思ってやった」

「A子は持参した刃渡り約20センチの包丁で、B子さんの左脇腹付近を一突きし、大怪我を負わせた。119番通報からの転送で警察が到着すると、A子が『殺そうと思ってやった』と話したため、そのまま校内で殺人未遂容疑の緊急逮捕に至っている。包丁は床に転がっていた」(捜査関係者)

 東京・池袋から西武線急行で50分弱。殺人未遂事件の舞台となった武蔵野音大附属高校は、埼玉県入間市の山中にある。母体の武蔵野音大は、1949年に日本で初めての音楽大学として開設された名門で、幾多の音楽家を輩出。声楽科出身には、歌手の茂森あゆみらがいる。

現場となった武蔵野音大附属高 ©共同通信社

「昔は資産家令嬢やお坊ちゃんが通うイメージでしたが、今は一般家庭から来る学生、生徒も多くなりました。男女比率は圧倒的に女子が多いです」(OB)

 2017年、法人本部のある練馬区に江古田新キャンパスが誕生して以後、大学機能は都心に集約。附属高校は、東京ドーム約9個分という広大な入間キャンパスにポツンと残された。

 高校の定員は男女60名だが、現在は1学年約20名にとどまり、全校生徒は60名余。少人数編成で野生動物とも遭遇する自然豊かな環境下、女子生徒間の刃傷沙汰が起きたのだ。

「当事者の2人は非常に仲が良く……」

 八木原宗夫副校長が憔悴した様子で語る。

「学年1クラス。少人数なので、イジメなどがあればすぐに分かるのですが、学校として事前に把握しているトラブルは一切ありませんでした。当事者の2人は非常に仲が良く、なぜこんなことが起きたのか、全くわからないんです……」