社民党は2月22日、無投票で福島瑞穂参院議員(64)を再び党首に選出した。福島氏は初代・村山富市氏、二代目・土井たか子氏の後を継ぎ、2003年から党首を務めていたが、13年の参院選惨敗で辞任。7年ぶりに「党の顔」に復帰した格好だ。かつてはテレビ討論などで活躍した、“社民党唯一の有名人”。宮崎訛りの独特のイントネーションで安倍政権を追及する姿は、党首を降りて以降も健在だった。
加えてここ数年はツイッター上で「誤字の女王」と呼ばれ、妙な人気に。集団的自衛権を集団的自営店と書いて「ショッピングモール?」と揶揄されたり、「政治の母」と仰ぐ土井氏の演説の台詞を「強きを助け、弱きをくじく」と紹介して「逆、逆!」と突っ込まれたりと大喜利状態。福島氏は「iPadを使って自分でやっている。最近目が悪くなって誤字脱字が多くて」と釈明しているのだが、政治記者は言う。「目のせいじゃない。もともとおっちょこちょいなんです」。