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体育の授業前に着替える女子生徒を撮影

 生駒山の麓に建つA中学校は、全校生徒が500人弱で、野鳥観察や登山といったクラブ活動も盛んである。そんな自然豊かな環境の中学校で起きた盗撮騒動は、地元に大きな衝撃を与えた。だが、それ以上に関係者を驚かせたのは、盗撮をした複数の“主犯格”たちが、いずれもごく普通の中学生だということだった。

 学ランを着た下校中の同級生が重い口を開いた。

「実際に盗撮をしていた主犯は3人で、その他、盗撮画像を見たりしていた仲間も入れると11人くらいが関わっています。主犯格の奴らは、おちゃらけたグループですが、クラスのリーダー的な存在ではないし、グレているわけでもなく、ホンマに普通。運動部に入っていますが、特にモテる感じでもなく、彼女もいません。成績も中くらい。今回の事件を起こし、転校するらしいと聞いています」

※画像はイメージです

 中学校を舞台にした盗撮事件は毎年のように全国で起こっている。昨年12月には、大分県の中学校で授業中にスマートフォンを使って女子生徒のスカート内を盗撮した事件が発覚。50代の男性教諭が懲戒免職処分になった。

 だが、明るみに出るのは教諭による事件ばかりで、生徒が犯人というのは極めて異例なケースである。

 A中学校の保護者が、その手口について説明する。

「教室の後ろにある棚にスマホのカメラを仕掛け、体育の授業前に着替える女子生徒を撮影していたそうです。ただ、冬場でインナーシャツなどを着ていたため下着が映っている写真はなかったといいます。スカート内の画像も、足の下の方が映ったものがあったと学校から聞いています」