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連載シネマチャート

命懸けの脱出ゲーム、参加者の共通点とは――「エスケープ・ルーム」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

内気で頭脳明晰な理系女子大生のゾーイ(テイラー・ラッセル)は、1万ドルの賞金が懸かった体験型の脱出ゲームに招待される。指定されたシカゴの高層オフィスビルへ赴くと、応接室には冴えないフリーターのベン、元陸軍兵士のアマンダ、裕福な投資家のジェイソン、中年のトラック運転手マイク、ゲーム愛好家の青年ダニーがいた。初対面の6人が進行役を待ちながら雑談していると、ドアノブが外れて密室となり、部屋の温度が急上昇。室内にあるヒントを探してパズルを解き、命からがら灼熱地獄を脱出した彼らを待ち受けていたのは極寒地獄。ゲームを進めていくうちに、6人の共通点が明らかになる。

〈解説〉

世界中で人気の参加体験型イベント“脱出ゲーム”を題材にしたサバイバル・スリラー。監督は『インシディアス 最後の鍵』のアダム・ロビテル。100分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★☆☆☆映画自体が疑似現実なのに、そこにまた疑似現実を重ねてゆくという空しさ……。しかしゲーム世代には楽しめるのかも。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆言い訳のように文明批判を匂わせるが、悪趣味で安っぽいホラーのモール。客に頭を使わせようとは思わなかったのか。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆賞金付きゲームという気楽さが地獄になる展開と視覚効果やアクションには翻弄されたが、続編にはもっと驚きたい。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★☆☆☆脱出ゲームの設定に甘えて演出プランが稚拙ではないか。『CUBE』や『ジュマンジ』等より“映画の労働”が足りない。

  • 洞口依子(女優)

    ★★☆☆☆仕掛けの視覚効果はまあまあ。『CUBE』と比較したくはないが単なる脱出ゲームの趣。捻れたスリル排除のライト感覚。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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INFORMATION

「エスケープ・ルーム」(米)
全国公開中。4DX/2D同時公開
http://escape-room.jp/

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