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蒲郡「コロナばらまき男」が死亡 「俺は陽性だ」フィリピンパブで女性の手を握る“問題現場”

 新型コロナウイルス感染を知りながら、「ウイルスをばらまく」と話して飲食店を利用していた愛知県蒲郡市の50代の男性が3月18日、入院先の医療機関で死亡した。男性は肝細胞がんの基礎疾患があり、新型コロナウイルス肺炎で死亡したという。県警が業務妨害事件の可能性があるとみて捜査していた。

「週刊文春」が取材し、第一報となった2020年3月8日付の記事を、再編集のうえ公開する。記事中の年齢や日付、肩書き等は掲載時のもの。

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 3月6日、新型コロナウイルスに感染した愛知県蒲郡市の50代の男性が、検査で陽性と確認された後、自宅待機を要請されたにもかかわらず、市内の飲食店2軒をはしごしていたことが判明。「週刊文春」は男性が訪れたフィリピンパブでカラオケに興じる様子や、ホステスと肩を組む姿が映った映像を入手した。

「その男性は3月4日の午後6時過ぎ、開店直後に来店したのですが、最初はすごくおとなしく飲んでいました。その後、カラオケでHOUND DOGとキャロルの曲をリクエストして、気持ち良さそうに店内に歌声を響かせていた」(店のオーナー)

カラオケを歌う男性 ©文藝春秋

 しかし、午後6時半頃、店に驚くべき事実がもたらされた。

「その男性が『コロナウイルスをばらまく』と言い残し、自宅から飲みに出たとの情報が共通の知人からまわってきたんです。慌てて店のスタッフに確認させると、本人が『俺は陽性だ』と認めたので、すぐに退店させるとともに、保健所と警察に通報しました」(同前)

女性従業員の肩に手を回す男性 ©文藝春秋

 店のオーナーはこう憤る。

「当日、すぐに保健所の職員が駆け付け、店内や周辺を消毒しましたが、店はしばらくの間休業します。当日働いていた従業員も生活の基盤を完全に奪われてしまった。これは“テロ”にほかなりません。厳重な処罰をしてほしいです」

「コロナばらまき男」動画

 週刊文春3月12日発売号では、男の経歴や感染の経緯、飲みに繰り出した理由、フィリピンパブの前に訪れていた居酒屋での行動などについて詳報する。

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