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連載シネマチャート

“究極の農場”づくりに挑む夫婦の8年間 「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」を採点!

シネマチャート

〈解説〉

映画制作者であり、テレビ番組の監督・カメラマンとして25年のキャリアを持つジョン・チェスターが、料理家の妻モリーと究極のオーガニック農場作りに奮闘した8年間を記録したセルフドキュメンタリー。夫婦は殺処分寸前の犬を保護してトッドと名付けるが、鳴き声が原因でロサンゼルスのアパートを追い出されてしまう。本当に体にいい食べ物で料理をしたいというモリーの願いを叶えるために、夫婦は2010年に東京ドーム17個分もの農地を購入し、トッドと一緒に移り住む。荒れ果てた土壌の再生から開始し、害獣や害虫、干ばつや山火事といった厳しい自然に翻弄されながら、家畜と農作物が野生生物と共鳴し、有機的に共存する過程が映し出される。91分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆1匹の犬がキッカケで農場暮らしに。生きものたちのパラダイス(とは言え食用にも?)。私には無理だが大いに憧れる。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆半信半疑で見はじめたが、不調和を厭わずに害虫までも包摂していく姿勢に説得された。柔らかいユーモアが効いている。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★★映像が美しく、終わりのない作業の中で動物たちの表情やドラマ全てが具体的に描かれている。奇跡の出会いに合掌。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆ドラえもんの「地球セット」にも似た小型版の世界創世。エコやSDGsの理念に留まらぬ実践篇のわくわくに満ちている。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆優れた洞察力の映像。アプリコット・レーン・ファームの物語は、自然に戻りたいという人間への警告と誘いの両方がある。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©2018 FarmLore Films, LLC

INFORMATION

「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」(米)
全国公開中
http://synca.jp/biglittle/

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