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「恋つづ」で人気爆上げ中の佐藤健が”ドS合コン”をしていた頃《さいたま時代写真入手》

「恋つづ」で人気爆上げ中の佐藤健が”ドS合コン”をしていた頃《さいたま時代写真入手》

source : 週刊文春デジタル

genre : エンタメ, 芸能, テレビ・ラジオ

 俳優・佐藤健(31)の人気が急騰している。主演したドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)は、最終回(3月17日)の視聴率が番組最高となる15.4%を記録した。

「恋つづ」は、高校生のときにヒロインの佐倉七瀬(上白石萌音)が路上で初老の女性が意識を失う現場に遭遇し、そこへ偶然、通りかかった医師の天堂浬(佐藤健)の迅速な応急処置の姿に一目ぼれ。七瀬は天堂との再会を目標に看護師を目指し、5年後に夢を叶えて天堂と同じ病院で働き始めるというストーリーだ。

ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)番組HPフォトギャラリーより

“ドS”医師にアプローチしていく“勇者ちゃん”

 佐藤演じる天堂は人当たりがきつい“ドS”医師。そんな彼に積極的にアプローチしていく七瀬は“勇者ちゃん”の愛称で呼ばれ、2人の恋模様に視聴者はのめり込んでいった。

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 初回は視聴率9.9%と伸び悩み、ヒロイン役を務めた上白石に対して、ネットからは「色気がなさすぎる」「配役ミスだと思います。原作はもっと可愛い」などの不満の声が上がっていた。しかし、視聴率は回を追うごとに上昇。ドラマも中盤を過ぎると、放映後は、「恋つづ」がTwitterのトレンド入りも当たり前となった。

 最終的に「恋つづ」は、今クール視聴率1位だった「テセウスの船」(TBS系)の13.4%に迫る、11.6%まで全話平均視聴率を引き上げ、今クール2位のヒット作となった。視聴率をV字回復させたウラには、佐藤の”ファンサービス”があったという。

アプリで課金すると、選ばれたユーザーが佐藤健と生テレビ電話

「ドラマと並行して運用していた公式LINEがとても効果的でした。佐藤健を友達登録すると、本人から『仕事終わった』『いま何してる?』とLINEでメッセージが送られてきて、それに返信する熱烈なファンも多く、まれに時間差で『既読』がつく時は『本当に本人が読んでるのかも!?』と付き合っているように錯覚してしまうほどだそうです」(テレビ局関係者)

佐藤健の公式LINE。本人に読まれているかどうかはわからないが、思わず返信してしまうファンも多い

 さらに、このLINEに登録すると週に1回程度、佐藤から「明日電話するね」というメッセージが届く。そのユーザーがアプリで課金すると、選ばれたユーザーが佐藤と生テレビ電話で直接話すことができる“サプライズ”まで準備されているのだ。電話が掛かってくるのは、「恋つづ」放送30分前の21時30分ごろが多く、そのままファンや視聴者をドラマへと誘い込む仕掛けになっている。

 若年層の女性から主婦を中心に熱狂させている佐藤との生電話。Twitterには、実際に佐藤と電話したファンが生電話中の動画をアップしている。黒のダウンを着た佐藤の微笑む顔が映し出され、電話相手の女性は思わず「カッコイイ~」と絶叫。興奮する女性に、佐藤は「(女性の)理性を失っているところに男は本能的にグッときちゃうんでしょうね」と一言。佐藤もファンとの生電話を楽しんでいるようだった。佐藤は女性にやさしい声で「またね。話せたら話そうね」と手を振っていた。