昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載THIS WEEK

「マジ、鬼っす」選手たちが悲鳴 巨人・阿部慎之助二軍監督“シゴキ”の中身

 新型コロナの感染拡大で、いまだ開幕が迎えられないプロ野球。もやもやムードが続く中、ひとり“元気ハツラツ”なのが巨人の阿部慎之助二軍監督(41)だ。

「原辰徳監督が後継者として育成するために、昨年ユニホームを脱がせた。巨人の次期監督の大本命です」と語るスポーツ紙記者が、さらに内情を明かす。

「いま、一軍で当落線上にいる選手は『絶対に下(二軍)に行きたくない』と、必死になっています」

 いったいなぜか。

 阿部監督自らが「二軍は読売ジャイアンツじゃない。読売巨人“軍”ですから」と言うほど、軍隊ばりの猛特訓を選手に課しているのだ。

元強打者だけにノックの威力も半端ない

「試合でエラーすると“地獄ノック”が待っています。育成の外野手・笠井駿は緩慢プレーで走者の生還を許すと、試合後に300本以上のノックで同じプレーを繰り返し練習させられていた。『マジ、鬼っす』と悲鳴を上げる選手もいる」(同前)

 加えて「年下のコーチ陣との意思疎通もうまくいっていない」とは民放関係者。いま二軍の投手陣は杉内俊哉、木佐貫洋両コーチに任されているが、

「2人の方針は、若い投手が制球を気にして腕の振りが小さくならないために『フォアボールOK』。でも、阿部監督は投手陣に四球が重なると、めちゃくちゃ怒るんですよ」(同前)

 キャンプ中の紅白戦で四球を連発した2年目の直江大輔投手は、ベンチ内で公開説教を受けた後、猛ノックを30分以上も浴びた。目の当たりにしたある二軍投手が悩みを打ち明ける。