千秋楽の打ち上げ食事会について尋ねると……
馬場氏に聞いた。
――千秋楽の打ち上げ食事会について聞きたい。
「パーティーではなく、あくまで少人数で、お疲れさん、みたいな食事会です」
――実兄の店を使うよう指示したのか?
「20人くらいならウチの店は完全に貸し切りになるし、他のお客さんに迷惑をかけることもない。コロナ対策もきちっとできます。部屋の人にも熱があるような疑わしい人は来ないよう、事前に言ってありました」
――初日の夜も食事会を?
「場所中はやってない。初日の夜は北新地で食事をとりながら、後援会の役員会を5人くらいでやった」
千秋楽の「食事会」については認めたものの、初日については、
「事前に予約を頂き、初日と千秋楽に親方と力士らも来られました。今回初めて使って貰いました。今回の予約がどのような経緯だったのか、私は聞いていません」
同じ維新の会の松井一郎・大阪市長(党代表)や吉村知事が府民に自粛を呼びかけ、相撲界も厳重警戒で大阪場所を開催した最中だっただけに、実兄の店のために食事会を主催した馬場氏の対応は適切だったのか、論議を呼びそうだ。
4月2日(木)発売の週刊文春では、

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