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小雪は“スローライフ”、柴咲コウは“会社社長”、米倉涼子は…… なぜいま大物女優がライフシフトを始めたのか

2020/04/10
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 いま、大物女優たちが次々に大胆なライフシフトを始めている。女優・小雪(43)もそのうちの一人だ。2011年4月に俳優・松山ケンイチ(35)と結婚し、現在は8歳、7歳、4歳となる二男一女のママでもある。

「もう1年以上前に、北海道・道南エリアに立派な一軒家を見つけ、年の半分はそこで生活をしています。鶏を飼い、川魚を釣り、畑を耕して『自給自足が理想』だと言っているそうです。夫は雪深い青森県むつ市で育っていますからね、そこから遠くない道南の環境に魅かれたのでしょう。

現在はママでもある小雪 ©︎文藝春秋

 現在は、仕事が忙しいときや冬場には都心のマンションで過ごし、春夏は道南で生活している。いずれは自然のなかでの生活を軸にしていきたいと考えているため、私立小学校のお受験はしない。公立のほうが融通がきいて、“半分田舎暮らし”もしやすいからという理由でした」(芸能関係者)

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2月末でエイベックスとの契約を解消した小雪

©︎文藝春秋

 小雪といえば2003年に映画『ラストサムライ』でハリウッドデビューを果たした。その後も映画『嗤う伊右衛門』や『ALWAYS 三丁目の夕日』、ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』(フジテレビ系)などに出演し、人気女優としての地位を確立した。

「2003年に両親を取締役とした個人事務所を作りましたが、人気の高まりから、2007年に大手であるエイベックスとマネジメント提携をした。出産後にも仕事を続けるため、都心の高級マンションを二世帯住宅にリフォームして彼女の両親と同居していたのですが……」(同前)

 しかし今年2月末でエイベックスとの契約を解消し、個人事務所のみでの活動となったのだ。その理由が“スローライフ志向”だ。

 2019年12月、小雪がナレーションを務めたドキュメンタリー映画『いただきます ここは、発酵の楽園』の完成披露試写会でのことだ。小雪も登壇し、告白したのが「半分田舎生活のスタート」だった。