この別荘の写真は、松浦氏のSNSにもたびたび投稿されている。
「M」にも登場したハワイの大豪邸で「みんな、当たり前のように大麻を」
歌手・浜崎あゆみと松浦氏の関係を基に書かれた小説「M 愛すべき人がいて」(小松成美著・幻冬舎)にもこの別荘が登場する。浜崎あゆみの楽曲制作にも関わっていたように描かれている。
〈エイベックスの中でも私は最大のプロジェクトで、百万枚を超えるCDは新人歌手の夢の挑戦などではなく、音楽産業だった。マサ(※松浦勝人氏)は、私の楽曲を依頼する大勢の作曲家を自分のハワイの別荘に招待した〉
「当時、別荘には常に10人弱の人がいました。別荘には音楽の機材などもたくさんあって、遊びに来ている人も、仕事をしに来ている人もいました。ほとんどの人は2~3日滞在して帰って行きましたが、私だけは取材のためにまるまる2週間滞在しました」
松浦氏の別荘を訪れる人は「みんな、当たり前のように大麻を吸っていた」という。
「気分を上げたい時は“UP”、落ち着きたい時は“DOWN”」
「1階のキッチンの奥の床に金庫が置かれていました。その中に大麻や水パイプ、キセルのようなものが保管されていました。 大麻はA4サイズくらいのビニール袋2つに入っていて、それぞれ“UP”“DOWN”と手書きで記してあるんです。松浦さんから『気分を上げたい時は“UP”、落ち着きたい時は“DOWN”を吸え』と説明されました。私はウルトラ(音楽フェス「ULTRA JAPAN」)で大麻を凝縮したシートを摂取した時にすごく落ち込んだので、いつも“UP”を選んでいました。大麻を吸いたい人は自分で取り出して、リビングやテラスなどで吸っていた。松浦さんは2階にある自室のバルコニーで紙巻きや水タバコ、キセルなどで大麻を吸っていました」
ハワイでの日々は退廃的だった。