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「弱みを握らせろ」撮影された“大麻動画”

「ハワイの別荘では取材のためにICレコーダーを回していることが多かったので、松浦さんは大麻に関する音声が録音されている可能性を危惧したみたいです。突然、ドスのきいた声で『A子に録音回されて弱みを握られた。俺にもお前の弱みを握らせろ』と言い出しました。それまでは楽しかったのですが、途端に怖くなりました。怖がっていることを悟られたくなくて平静を装っていましたが、緊張し心拍数が上がりました。そして松浦さんは私に水パイプで大麻を吸わせ、ビデオ録画をし始めたのです」

 それがFacebookにエイベックスへの批判的な投稿を繰り返すA子さんに、松浦氏が送りつけてきたLINEで示唆されていた映像だ。(第1部「エイベックス会長・松浦勝人氏の大麻使用を元社員が告発『毎週末のように一緒に吸っていた』《証拠音声・LINE公開》」参照)

A子さんの元に2019年末に松浦氏から届いたLINE。SNSでA子さんの本名を晒すという悪質な行為をしていた松浦氏に対して、A子さんが抗議したところ、“ハワイでの映像”の存在をちらつかせた

 帰国後、A子さんは自伝本の執筆に入ったため、大麻などの違法薬物からは距離を置いた。その後は「クスリ関係は一切やっていない」という。何時間にも及ぶ取材のあと、A子さんはこう話した。

「私はエイベックスの音楽に救われてきました。松浦さんにもとても可愛がってもいただきました。肉体関係はありませんでしたが、松浦さんが一文無しになっても支えたいと思うほど、心から尊敬していたんです。だからこそ、憧れのエイベックスと松浦さんには、イチからやり直してほしい。薬物とは無縁の素敵な音楽を、これからも作り続けてほしいです」

 しかし、後日改めてA子さんに電話をしたが、彼女が電話に出ることはなく、折り返しの電話がかかってくることもなかった。

「ビートルズもLSDを使った」と語る松浦氏

 12月28日、松浦氏は自身のTwitterで「年末にひとこと」と題し、違法薬物とエンタテインメントの関係性について以下のように綴っている。

松浦氏のTwitterへの投稿

《普通の世界でエンタテインメントなんて出来るわけがない。だから今の厳しく矛盾した世の中と闘っている。いつの時代もそうだった。ビートルズもLSDを使いリボルバーというアルバムを作り、スティーブジョブズやビルゲイツでさえ、仕事のアイデアにそれを使ったという。何もそういうことを今時しろと言っているわけではない。イノベーションはそういう中から産まれてきたことを否定はしないというだけだ》

 ここに公開する動画では自身の大麻使用や、アーティストの大麻使用について言及している。しかしいうまでもなく大麻は違法だ。

【動画】薬物使用を語る「松浦氏の肉声」

 真意を確かめるべく、取材班が松浦氏に電話で直撃すると、松浦氏本人が対応した——。

第4部に続く)

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