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「文春」直撃記者が明かす 高井崇志議員が「歌舞伎町セクキャバ通い」を認めるまでの50分

「週刊文春」が、昨日「スクープ速報」で報じた立憲民主党の高井崇志・衆院議員(50)の歌舞伎町「セクシーキャバクラ通い」。立憲民主党に離党届を出すも認められず、本日、除籍処分された。枝野幸男代表からも「議員辞職に値する無責任な行動」と見放された高井議員だが、発覚に至るまでに何があったのか。一番最初に疑惑を直撃した「週刊文春」記者が明かす、高井議員「葛藤の50分」。

〈お客様へ 感染症対策のためチャイムを鳴らした後ドアノブに触れずにお待ちください〉

 4月13日(月曜日)昼、東京・千代田区の衆議院第2議員会館の高井事務所を訪れた記者が目にしたのは、ドアに貼られたこんなペーパーだった。

議員会館のドアに貼られたメッセージ ©文藝春秋

 感染リスクを減らすための対策だ。しかし、高井氏自身の行動との落差はあまりに大きかった。

 緊急事態宣言が出された2日後に現職国会議員が歌舞伎町のセクキャバに自ら足を運び、性的サービスを2時間も楽しんだ、という信じがたい疑惑。何としても本人の顔を見ながら直撃しなくては。

廊下で待つこと1時間あまり……

 この日、他の議員秘書が新型コロナに感染したと報じられたこともあって、議員会館は閑散としていた。

 人気のない廊下で待つこと1時間あまり。13時10分頃、部屋から高井氏が出てきた。身長は約175センチほど、体重は90キロといったところか。ずんぐりむっくりとした体を黒いストライプの仕立ての良いスーツに包み、銀縁の細長いメガネをかけている。マスクはしていない。

高井崇志氏 ©山陽新聞/共同通信イメージズ 

――高井先生、週刊文春です。

「おぉ、はい、はい、はい」

 驚いた表情を見せながらも、名刺を取り出す高井氏。記者も名刺を差しだした。

――4月9日に、先生は歌舞伎町の「X」というセクキャバにいかれましたよね。

「いや、それは、ちょっと、そんなこと、それ私ですかね・・・・・」

――間違いないという取材結果があります。先生は、今回、「自粛が足りない」と政府のコロナ対策を追及していたので、説明責任があるのではないかと。

「うーん・・・・・・」

 思いっきり顔をしかめ、しばし考え込む。だが、激高することはない。セクキャバ嬢に「SMプレイ」を所望し、「犬になりたい」と言っていたそうだが、実際、気弱な性格のようだ。