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コロナ不手際で支持率低下 トランプの頼みは撤退したサンダース

2020/04/24

 バーニー・サンダース(78)が4月8日、米民主党の大統領候補者選挙戦から撤退すると表明した。

「我々の勝利は事実上不可能。私はバイデンを祝福し、今後我々の政策を前進させるため話し合っていく」

民主社会主義者を自認するサンダース ©共同通信社

 アイオワ大学で米国史の教鞭をとったドロシー・フェリップス(79)は、「コロナで選挙活動が事実上封じられている現状では、やむを得ない選択だったと考えています」と話した。

 20年の米大統領選挙はドナルド・トランプ大統領(73)と、ジョー・バイデン(77)の戦いに決まった。

 3月3日の「スーパーチューズデー」直前、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)らが撤退してバイデン支援に回ったことが、勝負の分かれ目となった。

 トランプは4月8日、エリザベス・ウォーレン上院議員(70)がいなければ、同じ左派のサンダースが制しただろうとツイートした。

 トランプの発言は一面の真理を突いている。スーパーチューズデーで、サンダースとウォーレンの得票数を単純に足すと、バイデンが勝ったテキサス州などの5州でサンダースらの票が上回る。するとサンダースが9州、バイデンは5州と勝敗数が入れ替わるのだ。