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「大沢たかおと見間違える」?……“一発屋”ダンディ坂野が脚光を浴びた「問題のポスター」

「ピークを知る男。」

 今月より東京メトロの車内等に掲出されているポスターのコピーと、2人の男の顔が脚光を浴びている。

「通勤ラッシュ緩和の『オフピークプロジェクト』の一環ですが、新型コロナの問題で時差通勤が叫ばれたタイミングも相まって注目された」(スポーツ紙記者)

 登場しているのは「ゲッツ!」のダンディ坂野(53)と「そんなの関係ねえ!」の小島よしお(39)という“一発屋芸人”両巨頭。

東京メトロの車内等に掲出された2人のポスター

「ピークが過ぎても輝いている、という理由で起用された。共に常々一発屋を公言し、自虐で笑いを取ることを厭わない、まさに“プロの一発屋”。とりわけニヒルな顔でキメた坂野は、『一瞬、大沢たかおと見間違える』との声も挙がったほどのイイ出来」(同前)

 坂野と小島は、松田聖子らを輩出してきた名門・サンミュージックのお笑い部門「サンミュージック企画」の所属。なかなかお笑いスターが出ず、廃止も検討された矢先の2003年、坂野がブレイクした。

「坂野は田原俊彦(59)に憧れて石川県から上京したピン芸人。黄色のスーツに蝶ネクタイでダンディさを演出し、ダジャレの交じる小咄の最後は『ゲッツ!』で締める。本人は“ゲット”と言ったつもりが滑舌の悪さで“ゲッツ”と聞こえたことが逆に面白いと評判になり、マツモトキヨシのCMで披露、広く知られるようになった」(芸能デスク)