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SDGs特集 平野啓一郎が語る「正しい選択眼を持って環境にいいものを見極める」

持続可能な社会の実現に向け、稀代の作家が語る解決のヒントとは?

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「現代人が何を考えてどう生きているか」を繊細な筆致で紡ぎ出す芥川賞作家・平野啓一郎さん。持続可能な社会の実現へ向け、問題山積の中、平野さんが提示してくれた解決のヒントとは?

問題が起きた時こそクリエイティブな解決を

 世界的な異常気象や自然災害など、地球温暖化の影響が身近に感じられるようになってきた昨今、私たちにとって環境問題はすぐ目の前にある身近な危機になりつつある。

「少し前までは移動の際に空路を選ぶことや牛肉を好むことは、個人の自由の範囲でした。けれども現在はヨーロッパを中心に、航空機に乗ること自体、牛肉を食べること自体が環境に負荷をかける社会問題として捉えられている。最近、盛んに取り上げられるようになったマイクロプラスチック問題も、ほんの10年ほど前まではさほど意識されていなかったことです。それほどのスピードで、環境破壊は進んでいる。僕の子どもはまだ小さいのですが、彼らが大人になった時、地球が人間の住める状況でなくなっていたらどうしようという不安は尽きません。僕らの子どもや孫、その先の世代まで安心して暮らせるよう、環境問題に大きなタイムスケールで取り組むべきだというのが世界的な傾向でしょう」

平野啓一郎(小説家)
1999年、京都大学在学中に投稿した「日蝕」により芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2016年刊『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞受賞)は58万部(20年4月時点)を超えるベストセラー。近著に『ある男』。芥川賞選考委員
平野啓一郎(小説家)
1999年、京都大学在学中に投稿した「日蝕」により芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2016年刊『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞受賞)は58万部(20年4月時点)を超えるベストセラー。近著に『ある男』。芥川賞選考委員

 ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』やジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』が注目されているのも、人類の歴史と未来、文明と環境との関わりを、人々がかつてないほどのスケール感で、危機感を持って考えようとしていることの表れではないかと平野さんは感じている。

「広く知られるようになってきたSDGs(持続可能な開発目標)についても、早急に対処しなくては困ったことになるという危機感を持って捉えることが必要だと思います。そうなると、『持続』というより『存続』という言葉の方がしっくりくる。『持続可能』を『存続可能』と受け止め、人類の存続がかかっていると捉えた方が、実感が伴うのではないでしょうか」

 とはいえ、環境破壊を避けるために不便を耐え忍ぼうという姿勢では苦しくなるだけで何も生まれてはこない。

「文明というのは、辛いことや苦しいこと、面倒なことを避けようとして発展するものです。ですから問題が起きた時こそクリエイティブな解決を考えるべきで、新しい発想から生まれるイノベーションには大いに期待しています。もちろん僕自身も、変化する社会の中で人間がうまく適応してゆく方法を考える仕事をしたいし、そうした企業を応援したいと思っています」

企業の努力に対して僕たちも「つかう責任」を果たすべき

 平野さんが数年来愛用しているマットレスはイタリア、フィレンツェ生まれのマニフレックス社製。マニフレックスは1962年の創業以来、環境問題に率先して取り組んできた歴史を持つ。マットレスに金属製のスプリングを使わず、水から生まれた独自の芯材〈エリオセル®〉を採用。製造過程や廃棄の際に有害物質を発生させないうえ、マットレスで最長15年という他に類を見ない長期保証を設定。長期間の使用に耐えるため、廃棄の頻度を抑えることができる。SDGs17の目標のうちの12番『つくる責任』を遥か以前から意識していたことになる。

「もちろん、環境保護のためとはいえ寝心地に妥協するのは本末転倒です。そもそも僕がこのマットレスを選んだのも、極めて寝心地がよく、体に負担がかからないから。スプリングのベッドと違ってへたることもないし、腰の痛みもなくなりました。しかも軽くて扱いやすい。自分にとって心地いいことと環境問題に貢献することが見事に両立したわけです」  

 また、配送の際には8分の1ほどの体積に圧縮され、小さく丸まった状態で届いたのも平野さんを驚かせた。この真空ロールアップ製法という技術のおかげで、コンパクトに輸送、運搬を行えるため、温室効果ガスの排出を大幅に削減することができる。

「企業のこうした努力に応えて、僕たちも今後積極的に『つかう責任』を果たすべきでしょう。それにはまず、正しい選択眼を持って地球環境のためになるものを見極めることです。それが広く定着するには、正しくない製品を使うことにある種のやましさを感じるようになるまで、社会が成熟する必要があるかもしれません。今、SNSを通じて自分の生活をネットに公開する時代になっています。そこで環境に適していないものをアップすれば、好ましくないリアクションがあるかもしれません。そのリスクも考えながら、これは今の自分に適している、適していないと自ら意志を持って選択することが、これからの社会を生きるうえで必要になるはずだと思っています」

持続可能な社会の実現へ

つくる責任
マニフレックスは使い終わった後のことまで考えて作っています。

プラスチックを使用しません
スプリングを使用しません
有毒ガスを排出しません

毎年、年間800万t以上のプラスチック・ゴミが海洋へ流出。これを食べて死んでしまう海洋生物は数多く、波や紫外線で極小化した「マイクロプラスチック」は魚や貝に入り、食物連鎖で人間の口にも入っています。マニフレックスは、最終処分に行き詰まる「プラスチック」も、リサイクルが困難な「スプリング」も、1962年の創業当初から一貫して未使用。水から生まれた独自の高反発マットレスは燃やしても「有害ガス」を出すことがありません。

体と地球に優しい寝具

●理想の体圧分散を実現する高反発マットレス「オクラホマ」は、12年の長期保証。人体にも環境にも一切無害であることを保証する国際規格OEKO-TEXスタンダード100を獲得

●表参道ショールーム フリーダイヤル 120-008-604 
●大阪ショールーム フリーダイヤル 0120-028-008

提供:株式会社フラグスポート
www.magniflex.jp