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【追悼】岡江久美子 17年半続いた『はなまる』秘話 薬丸裕英との“不仲説“を聞いてみると……

source : 週刊文春 2015年1月1日・8日号

genre : ニュース, 芸能, 社会

 女優でタレントの岡江久美子さんが23日午前5時20分頃、都内の病院で新型コロナウイルスによる肺炎のため、亡くなったことが分かった。63歳だった。

 岡江さんは、75年にTBS系ドラマ「お美津」でデビュー。78年からNHKのクイズ番組「連想ゲーム」に紅組レギュラー解答者として出演。83年に白組レギュラー解答者だった俳優の大和田獏(69)と結婚した。

 そして96年から2014年までTBS系「はなまるマーケット」のメイン司会を務めた。『週刊文春』では番組が終わった年の終わりに「はなまる」について話を聞いていた。岡江さんが語った17年半の思い出とは――? (※記事中の年齢、日付、肩書などは掲載時のままです)

(出典:「週刊文春」2015年1月1日・8日号)

女優でタレントの岡江久美子さん。新型コロナウイルスによる肺炎のため、23日に亡くなった ©時事通信社

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「番組のおかげで世間一般から『いい主婦』というイメージを持っていただけたようで、夫(俳優の大和田獏)の親にも受けがよかったです。夫は実態と違うと言っていますけど(笑)」

 こう語るのは、2014年3月に終了した朝の情報番組「はなまるマーケット」(TBS系)で司会を務めた女優の岡江久美子(58)。

「ヘルニアでも生放送に出ていました」

「はなまる」がスタートしたのは、1996年9月。ワイドショーのスタッフが坂本堤弁護士の取材ビデオを放送前にオウム真理教幹部に見せていたことが発覚。TBSはワイドショー廃止を決め、「事件や芸能スキャンダルは扱わない」という方針の下、生活情報番組というスタイルが生まれた。

「当初は『3カ月だけ』と思っていたら、視聴率が上がっていって半年になり、いつの間にか10年に。私は10年で一区切りかなと思っていたんですが、プロデューサーに説得されて。結局、今年『終わり』と言われるまで17年半続けました。

 自分では毎日やりきって、明日終わってもいいという気持ちでやっていました。心がけていたことはちゃんと行くことだけで、無遅刻無欠勤でした。声が出なくなったりヘルニアになった時も、当然行きました。ヘルニアの時は生放送中は不思議と立っていられるんですが、終わった途端、立てなくなっちゃう。17年半、ずっと気を張っていたんでしょうね」