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“数字を持っていない”古舘伊知郎が、富川悠太アナを呼び出して“アドバイス”していたあの頃

「報道ステーション」(テレビ朝日系)のメインキャスターで、先日、新型コロナに感染した富川悠太アナウンサー。前任者・古舘伊知郎氏との“関係”などを報じた「週刊文春」2018年1月4・11日号の記事を全文公開する。(記事中の年齢、日付、肩書などは掲載時のまま)

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「『フルタチさん』の後継番組として11月にスタートした『モノシリーのとっておき~すんごい人がやってくる!~』ですが、相変わらず視聴率は5%前後と低迷しています(※2018年9月にレギュラー放送終了)。やはり彼の無駄な“大御所感”が、視聴者に受けない理由のようです」(フジテレビ関係者)

 2016年3月で「報道ステーション」(テレビ朝日系)を降板した古舘伊知郎氏(63)を三顧の礼をもって招いたのがフジテレビだった。

「報ステ後、休養を予定していた古舘氏を口説き落とした。古舘氏も過去にフジでF1の実況などを担当しており同局とは関係が深かったため、冠番組スタートには意欲的だったのです」(スポーツ紙記者)

古舘伊知郎氏 ©時事通信社

フジが古舘氏を起用した理由

 フジが彼を起用した目論見は何だったのか。

「報ステのブランドイメージがあるので、古舘氏を起用してバラエティ番組を作れば視聴率が取れると安易に考えたのでしょう」(前出・フジテレビ関係者)

 しかし、その“皮算用”はすっかり外れた格好だ。

「『フルタチさん』は日曜日の19時、『モノシリー~』は金曜日19時と、ゴールデンタイム。さらに、プロデューサーやスタッフにはテレビ界の実力者を揃えて、本来は数字が取れないはずがない豪華な布陣なのですが……やはり古舘氏が数字を持ってないとしかいいようがない」(同前)

「週刊文春」の「嫌いなキャスター」アンケートで1位を獲得したこともある古舘氏。

 じつは報ステ時代から、その傾向は顕著に現れていたと語るのはテレビ朝日局員だ。

「VTRでは視聴率が良くても、スタジオに切り替わると数字が落ちるということがよくありました。ニュースには関心があっても、古舘氏が話し出すとチャンネルを変える人が、かなりいた。実際に富川悠太アナがメインキャスターになってからも、予想されたほど視聴率は落ちていない」