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中野から届いたショッキングなメール

 亜希さんの母は、未払い分と合わせて大学卒業までの養育費を約1億円と計上したが、協議の結果、中野が1700万円を分割で支払うことが決まった。

「マンションのローンや実家への仕送りが厳しく、それだけしか払えないということでした。父は『Runner』がヒットした直後に、税金対策として港区にマンションを購入し、伊豆に別荘も持っていましたが、それらを処分することは強く拒否してきたんです。その代わりに父が繰り返した主張が、『自分の財産は全て娘である私に残す』というものでした」

 1700万円は支払われ、それと同時に父との交流も再開した。年に数度、食事やスポーツ観戦に誘われて会い、3、4年前からは亜希さんが体調を崩したことをきっかけに、中野は月に約3万円の援助をしていた。

 そんな中、今年2月に中野から、ショッキングなメールが届いたという。

「長く同棲していた女性と結婚する、というものでした。相手には子供もいるそうです。養育費の不足分として全て財産を残すとしていたにもかかわらず、そのような報告をしてきたことに驚きました。

「父親として力不足を痛感しています」

 それで私は父に〈離婚もしくは死別した際に財産の半分が配偶者のものとなることはご存知でしょうか〉とメールしました。すると父からは、〈承知しています 頑張って資産をプラスに プラスを倍々にして行きますね〉という返信がきました。さらに〈(再婚相手は)2度の結婚経験者なのですが配偶者は出世してます 私もそうなると思います〉などと、私の問いに正面から答えようとはしませんでした。ただ、やりとりの直後から、父からの振り込みは月10万円ほどに増えました」

親子間で交わされたメール

 中野の所属事務所は中絶強要について、

「妊娠中ということもありツアーで長期間不在にすることが多く心配だったため、共通の友人に合鍵を渡していたのは事実です。その友人が●●●氏(亜希氏の実名)の母に対して中絶を強く迫ったり、シェルター施設に避難したということに関しては、中野くん本人は把握しておりませんでした」

 と回答。金銭面については、1700万円の支払いに関しては公正証書を作成したが、遺産の分与に関する記載はないとのことだった。

サンプラザ中野くん

 中野は次のようにコメントを寄せた。

「この2月、娘に再婚するよと報告をしました。そこで相続の話になりました。話し合いをして解決しなくてはと思っていた矢先にこのような形でお騒がせすることになりました。申し訳ありません。父親として力不足を痛感しています。

 娘とは、これまで以上に話し合っていけるよう努力し、これから先も様々にサポートしていくつもりです」

 親子が和解する日に、いつかたどり着けるだろうか。

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