昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載シネマチャート

「死か、協力か」KGBの殺し屋がCIAに二択を迫られ……「ANNA/アナ」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

1990年、モスクワ。露店で店番をしていた大学生のアナ(サッシャ・ルス)は、パリのモデル事務所にスカウトされ、すぐに売れっ子となる。事務所を経営するオレグとの交際が始まり、華やかな日々を過ごしていたある日、自身が武器商人だと告げたオレグを、アナは躊躇なく射殺する。実は、アナの正体はソ連の諜報機関のKGBが造り上げた殺し屋で、オレグの殺害が最初のミッションだったのだ。上官のオルガ(ヘレン・ミレン)の指示の下、次々と国家の邪魔者を消していき、アナは一流の殺し屋へと成長する。ところが、CIAの罠に嵌められるという痛恨のミスを犯してしまい、捜査官のレナード(キリアン・マーフィ)から「死か、協力か」の二択を迫られる。

〈解説〉

『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』に続く、リュック・ベッソン監督作。ロシアのスーパーモデルが、自由を求めて闘うヒロインを演じるアクション映画。119分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆KGBとCIAの暗闘という話も衣裳も、H・ミレンとC・マーフィの演技も楽しめるが、主演女優がキレイでも魅力薄。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆L・ベッソン十八番の、ケレン味たっぷりでお約束満載の劇画。『ニキータ』ほど凝ってはいないが、主演女優はよく動く。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆無表情の殺戮者アナが少女の表情になる瞬間を見落とすべからず。不幸な結末しかないはずなのに裏切られて楽しめた。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆上等とは言い難いが、監督の欲望に忠実な映画は気持ちがいい。ランウェイと活劇を繋ぐヒロインの美麗な奮闘に拍手。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆水飲み鳥の様に熱機関が働くも『アトミック・ブロンド』以上のヒロイン像に及ばず。タイムジャンプ多用の脚本も難。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©2020 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

INFORMATION

「ANNA/アナ」(仏、米)
※公開延期。今後の予定は公式サイトでご確認ください。
https://anna-movie.com/

出典元

特大ワイド「コロナの主役と悪役」

2020年5月21日号

2020年5月13日 発売

定価440円(税込)

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー