【画像】ウルトラVVIP席で大はしゃぎの松浦氏
当日、A子さんが案内されたのはVVIP席の中でも最前列のソファ席だ。
「社員だった頃でさえ一般席だったのに、VVIPに入れるなんて夢のようでした。しかも社長専用の特等席です。近くには芸能人や会社社長などもいて、みなさん挨拶まわりをしていました。私はただの一般人なので、おとなしく席で鑑賞していました」
「ULTRA JAPAN 2016」には、同年8月のリオ五輪閉会式に出演して世界中の注目を浴びたノルウェー出身のDJ・Kygoや、当時20歳という若さながら業界で最も有名なDJ世界番付「DJ MAG TOP 100 DJs」で1位となったマーティン・ギャリックスなどが出演。国内外含め総勢72組のアーティストがステージに立った。
爆音で演奏される音楽や観客の声の中、A子さんは音の洪水の只中にいた。そんな時、対面に座る松浦氏がA子さんの方に腕を伸ばしてきたのだという。
松浦氏に「舐めてみろ」と言われて……
「まだ空が明るい時間帯だったと思います。松浦さんは突然『これ、LAで流行ってるらしいよ』と、2センチ四方くらいの茶色い、薄いシートを渡してきました」
VVIP席には松浦氏とA子さん以外にも参加者がいたが、松浦氏が周囲を気にする様子はなかった。
「松浦さんは一言『舐めてみろ』と言いました。松浦さんには違法薬物の噂がずっとあったから、正直怖かったです。でも『受け取らなかったら相手にされなくなってしまうかもしれない』という恐怖が勝ってしまいました。『何かあっても松浦さんが守ってくれる』という盲信もあったと思います。そして言われるがままに少しだけ舐めました。ツルツルしていて味のないオブラートのようでした」
その後、十数分が経ってもA子さんの体に変化は起きなかった。
「すると松浦さんは『こいつ強いんじゃないか?』と不満そうに言って、名刺サイズのカードを差し出してきました。そして『こういう風にするとバレないんだ』とニヤッと笑った。そこにさっきの茶色いシートが貼り付けてありました。さっきは何も起こらなかったので恐怖心が薄れ、今回は舌の上でゆっくり溶かしながら、しばらくは音楽を楽しんでいました。そうしたら20分後くらいから、経験したことのない体の不調が次々と襲ってきたんです」