「それからは毎週のように松浦さんと大麻を吸いました。当時、松浦さんは春から夏にかけて、週末になると自宅近くにあるレストランのテラスで朝食を食べていました。そこへ『寂しいから来い』とよく誘われるようになりました。社長は朝からワインを飲んで酔っていましたが、私はお酒が飲めないのでジュース。朝食を楽しんだあとは、そのまま社長の家に行ってゲームをしたり大麻を吸ったりして、ダラダラ過ごすのが毎週の恒例になりました。大麻は寝室にある金庫の中に隠されていました」
「ラッシュ」も使用。松浦氏は《いまからはっぱしてえっちしよ!》
その期間は2016年10月頃から約2カ月ほど。A子さんは「ちょうど松浦さんの“クスリ周期”と重なっていたんです」と説明する。
「松浦さんは『毎年9月のウルトラからハメを外す期間が始まるんだ』と言っていました。10月1日が松浦さんの誕生日なのですが、いろいろな人に祝われるので1カ月くらい誕生日パーティが続くんです。年末年始には毎年恒例のハワイ旅行があるのですが、それが終わるまで日常的に違法薬物を摂取する日々が続くんです。
ただ年が明けると、6月の株主総会までは薬物を控えているようでした。株主総会前の松浦さんはいちばん神経質で、突然『金庫の中身を全部捨てた』と、“大麻断ち”の連絡がくることもありました。でも、株主総会が終わってウルトラの季節になると、また羽目を外して大麻を吸っていた」
A子さんも、そんな松浦氏の生活スタイルにだんだんと侵されていった。
「違法薬物である『ラッシュ』も、2016年10月頃に松浦さんに勧められてB子さんと一緒に2回くらい吸いました。瓶のふたを開けて、片方の鼻から吸うんです。松浦さんは『これでセックスすると“飛べる”んだよ』と言っていました。でも大麻に至っては『(吸いすぎて)体が慣れてしまった』『睡眠薬ではもう寝られないから、大麻が早く合法になればいいのに』としょっちゅう言っていました」
松浦氏はA子さんにこんなLINEメッセージを送ってくることもあった。
《もうアホになってる(笑)》(2016年9月24日)
《いまからはっぱしてえっちしよ!》(2016年10月1日)
「当時、松浦さんは大麻で酩酊した状態を“アホになる”と言っていました。大麻のことは、人前で堂々と言えないので睡眠薬である“デパス”という隠語で表現していました。松浦さんと肉体関係はありませんでしたが、『呼べばすぐにくる女』の一人ではあったと思います」
(第3部に続く)

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