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娘の結婚、息子の教育……批判されてばかりの「秋篠宮家」、そんなに悪いの?――2019年 BEST5

過去に文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。皇室部門の第5位は、こちら!(初公開日 2019年12月22日)。

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 眞子さまの自由恋愛、佳子さまの人生模索、紀子さまの孟母のようなご活躍……娘の結婚、息子の教育……批判されてばかりの秋篠宮家。「でも、何が悪いの!?」。そんな疑問を持つ2人の論客が徹底討論する。 

皇室ジャーナリストの山下晋司さん(左)、国際政治学者の三浦瑠麗さん(右)

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たとえ皇族であっても、お2人の合意があれば結婚できる

――令和になって天皇皇后ご夫妻の人気が上昇する一方で、秋篠宮家へのバッシング報道が続いています。きっかけとなったのは、2018年2月に発表された眞子さま(28)の「2年間の結婚延期」です。父親として対応が注目されている秋篠宮さまは、19年11月30日の54歳の誕生日に際しての会見で、「次の2月で2年経つわけですね。何らかのことは発表する必要がある」とおっしゃいました。一方で、小室さんは21年まで帰国しないとの報道もありましたが、お2人はこの問題をどうお考えになっていますか。

19年11月、皇嗣としてお1人で誕生日会見に臨まれた ©共同通信イメージズ

山下 眞子内親王殿下のご結婚は、たとえ皇族であっても、私たちと条件は同じです。憲法第24条「婚姻は両性の合意のみに基いて成立」の規定通り、お2人の合意があれば結婚できる。私はこの問題については、眞子内親王殿下ご自身がどう判断されるか、それに尽きると思っています。

三浦 そうですよね。私はお2人の関係について、特に意見はありません。というのもお相手の小室圭さんという方を直接存じ上げないので、論評しようがない。眞子さまについても同様です。ただ、この問題に対する世の中の意見には、色々と言いたいことがあります。

長女の眞子さま、次女の佳子さま、長男の悠仁さま ©共同通信イメージズ

山下 確かに、17年12月に『週刊女性』が小室さんの母親・佳代さんと元婚約者との金銭トラブルを報じて以来、マスコミの書きぶりは酷くなる一方ですね。

三浦 記事を見ると、小室さんへの反感を煽っているポイントは2つあると思うんです。1つ目は、小室家の上昇志向が強すぎるというもの。これはお母さまが、息子をインターナショナルスクールに通わせたり、米国に留学させたり、「身の丈に合わない教育を授けている」というトーンです。私は親の愛ゆえだと思うんですけれど。お母さまがブランド志向で、ミーハーだとかいう批判も書いてありますね。

週刊文春WOMAN (vol.4 創刊1周年記念号)

 2つ目は、小室家が貧乏だとか、小室さん自身の収入が少なくて内親王と結婚するにはそぐわないとか、「家格の違い」を批判するものです。

山下 小室さんはICU(国際基督教大学)卒業後、就職した三菱UFJ銀行を2年弱で辞め、その後は一橋大大学院に通いながら奥野総合法律事務所のパラリーガルをされていましたが、その年収が低いのではないかと報じる記事もありました。