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小室さんは男女平等について不見識だから批判されるのでは

三浦 小室さんについては、直接存じ上げないので論評できないと冒頭申し上げましたが、私は1つだけ理解できないことがありました。それは17年9月の婚約内定会見の時に、眞子さまが小室さんを太陽に喩えたのに対し、「私のことを月のように見守ってくださる存在」と答えたことです。「原始、女性は太陽だった」を引き合いに出すまでもなく、女性を太陽の力でのみ輝く月に喩えるのは時代錯誤ですからね。

山下 皇族を月に喩えるとは何事か、という批判の声がかなりありましたね。

2019年7月、訪問先のボリビアで子どもを抱き寄せる眞子さま ©文藝春秋

三浦 いや、私は皇族だからではなく、男女平等の時代の公式会見として、いささか不見識だと思いました。逆に言うと、小室さんはそういう保守的な価値観を出してしまうからこそ、「でも稼げてないじゃないか」という批判も呼び込んでしまうのではないでしょうか。

なぜ佳子さまは「働いて当然」なのか

――姉である眞子さまと小室さんのご結婚を応援する立場を表明されているのが、次女の佳子さま(24)です。華やかな容姿もあり人気を集めていましたが、19年3月にICU卒業にあたって発表した文書で「結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思います」と述べたあたりから、世間の風向きが変わってきました。

 最近は、就職も留学もしなければ、姉の眞子さまに比べて公務の数も少ないと批判的に報じられています。一方でダンスには熱心に打ち込まれ、10月にはダンス大会にも出場されました。

「姉の希望がかなう形に」と述べられた佳子さま ©共同通信イメージズ

山下 皇室担当記者からも、宮内庁に対して「(佳子さまは)最近、何をされているんですか?」という質問が飛んでいるそうですね。

三浦 文化人の中にも佳子さまが就職をせずに、働かれないことを疑問視する人がいますが、私には何が問題なのか、よく分かりません。これまで「雅子さまは外務省で働いていたから、皇室に適応できないんだ」という批判が散々あったわけです。それなのに、なぜ、佳子さまは「働いて当然」となるのか。