過去に文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。スポーツ部門の第3位は、こちら!(初公開日 2019年12月5日)。
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2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕された清原和博氏(52)。元妻の亜希さん(50)が、清原氏への思いを離婚後初めて明かした。
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連載最終回で取り上げた『告白』
「福井県出身の亜希さんは15歳で工藤静香さんらとアイドルグループを結成しデビュー。その後、モデルへ転身し、1998年に清原氏の誕生会で出会い、2年後に結婚し2児を出産。清原氏の現役引退後、モデルに復帰したが、子どもの野球の練習に足繁く通っていました。が、14年に清原氏の薬物問題が報じられると、亜希さんは息子たちと家を出て、そのまま離婚に至った」(スポーツ紙記者)
おすすめの書籍を紹介するエッセイ「亜希の素」を女性誌「HERS」(光文社刊)で今年4月号から連載している亜希さん。「大切な書籍について、嘘のないありのままの言葉で綴る」連載で、ビジネス書や料理本や子育ての本を薦めてきた。
そして、今月12日発売の12月号の連載最終回で、なんと清原氏の『告白』(文藝春秋刊)を取り上げた。
「清原氏が半生を振り返ったこの本では、野球人生の絶頂期やケガで苦しんだ時期などを経て、覚せい剤に手を染め、家族と離れた現在までを赤裸々に語っている」(前出・スポーツ紙記者)
亜希さんは文中で、2018年7月に『告白』が発売されたとき、「何が書かれているんだろうかと嫌な気持ちになった」と吐露。友人から本を渡されたが、しばらく本棚に寝かせていた。
「読み始めるまでには時間がかかりました。時間というか、覚悟というか……」
そして、こう続ける。