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口ほどに物言う眼鏡とサングラス2020

知性が香るか、野性を燻らすか。

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顔の中心に位置する眼鏡やサングラスは、印象の決め手となる重要なアイテムだ。“見え方”だけでなく“見せ方”にもこだわり、納得のいく1本を見つけたい。

999.9
独自機構を搭載し最良の掛け心地を追求

透け感のあるチャコールのブロウで、クラシカルなサーモントスタイルを洗練された印象に。前枠とテンプルをつなぐ逆Rヒンジがフレームに掛かる負荷を吸収し、歪みや型崩れを防止する。
「M-161」¥38,000/フォーナインズ(フォーナインズ TEL 03-5797-2249)

Ermenegildo Zegna
生真面目なスクエアにさらりと色気を纏って

イタリアの高級紳士服ブランドによるメタルフレームは、ビジネスシーンに相応しいシックでモダンなデザインが魅力。チラリと施されたビクーニャカラーが、粋なアクセントに。
「EZ 5154-D」¥47,000/エルメネジルド ゼニア(ヴィジョナイズ TEL 03-6804-3652)

LineArt CHARMANT
一度掛けたらヤミツキ必至のしなやかさ

優美な曲線が交わるテンプルには、眼鏡のために開発された素材「エクセレンスチタン」を採用。軽量で柔軟性が高く、ストレスのない掛け心地が得られる。
「メヌエット XL1634」¥56,000/ラインアート シャルマン(シャルマン カスタマーサービス フリーダイヤル 0120-480-828)

JAPONISM
鯖江の技術が冴えるモダンな跳ね上げ

福井県鯖江市を本拠地とするブランド。眼鏡産地が誇るチタンのプレス技術によりシャープに成型された前枠は、レンズ部分を跳ね上げることが可能。昔ながらの機能をモダンなデザインで堪能できる。
「JN-643」¥52,000/ジャポニスム(グロス銀座 TEL 03-5579-9890)

EYEVAN
トラッドな雰囲気薫る目元で装う“VAN”

1972年、ヴァンヂャケット創業者・石津謙介氏の助言のもと「着るメガネ」をコンセプトに誕生。こちらは、まさにアイビーリーガーを思わせるボストン型。深みのあるべっ甲柄が洒脱な目元に導く。
「プエルト」¥27,000/アイヴァン(アイヴァンPR TEL 03-6450-5300)


眼鏡選びの基準は“自分をどう見せたいか”

 気が付けば、同じ眼鏡を掛け続け早数年。新調するにも、自分に合う1本がわからないという人も少なくないだろう。そこで今回は眼鏡にも精通する“アニキ”こと片野さんに、指南役を依頼。最初に訪れたのは、渋谷の眼鏡セレクトショップ、G・B・ガファスだ。

同店と系列店のデコラ東京を統括する漆畑博紀さん(左)と。ファッションにも精通し、着こなしに合わせた提案を受けられる。アニキとヴィンテージの話で盛り上がるひと幕も。
同店と系列店のデコラ東京を統括する漆畑博紀さん(左)と。ファッションにも精通し、着こなしに合わせた提案を受けられる。アニキとヴィンテージの話で盛り上がるひと幕も。

「20数年前にアメ横でアメリカ製だった頃のレイバン・ウェイファーラーに出会って以来、黒のウェリントンが自分の定番です」

 アニキいわく、黒のプラスチックフレームは、オン&オフ使える万能選手。目元を強く見せるため、ビジネスにおいても自分の意見に説得力が増す。また、知性的、もしくは優しく見せたいときはメタルフレームを選ぶなど、“自分をどう見せたいか”を軸に使い分けるのがコツとのこと。ちなみに、度付きの眼鏡でも薄いカラーレンズで仕上げるのがアニキ流だ。

G.B.Gafas(ジー・ビー・ガファス)
原宿と渋谷をつなぐ、キャットストリートに位置。大量生産の安価な眼鏡に対し、刺激的で魅力のある提案を行なうカウンターカルチャーであることをコンセプトに、デザイン・機能ともにこだわりのアイテムを揃える。
東京都渋谷区神宮前6-18-2 グランドマンション原宿1F
tel.03-6427-6989 p11:00~20:00 無休
G.B.Gafas(ジー・ビー・ガファス)
原宿と渋谷をつなぐ、キャットストリートに位置。大量生産の安価な眼鏡に対し、刺激的で魅力のある提案を行なうカウンターカルチャーであることをコンセプトに、デザイン・機能ともにこだわりのアイテムを揃える。
東京都渋谷区神宮前6-18-2 グランドマンション原宿1F
tel.03-6427-6989 p11:00~20:00 無休

「いつも黒をお掛けなら、色を変えるだけでも雰囲気に変化が出ますよ」とスタッフの漆畑さん。そんなちょっとした冒険で、目元に新鮮味を与えるのも良さそうだ。

TOM FORD EYEWEAR
ラグジュアリーなイタリアンモードの雄

王道のウェリントンをベースに、高めについたブリッジと大ぶりなシェイプでトレンド感をプラス。今モデルでは“T”のアイコンをブラックにし、主張を和らげている。
「TF-0751-FN」¥46,000/トム フォード アイウエア(トム フォード アイウエア TEL 03-6804-3652)

Ray-Ban
時代を超えて愛されるマスターピース

1980年代に登場し、今もブランドを代表するモデルであるクラブマスター。キリッとしたブロウが知性的なサーモントタイプなら、サングラスもぐっと硬派な印象に。
「RB3016」¥21,800/レイバン(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス TEL 03-3514-2950)

OAKLEY
アスリートも愛用するスポーツアイウェア

ホール状の装飾が目を引く1本。不規則なラインを描くテンプルには、汗をかいても滑りにくい独自素材を採用。こんなギミック感のあるデザインもサングラスならアリだ。
「DEADBOLT」¥40,000/オークリー(ルックスオティカジャパン(オークリー) フリーダイヤル 0120-009-146)

Zoff
気負わず楽しみたい旬のツーブリッジ

イタリア眼鏡業界を牽引するデザイナー、アウグスト・ヴァレンティーニのセレクトモデル。トレンドのツーブリッジが垢抜けた目元を演出する。ガラス偏光レンズで視界も良好だ。
「ZV181G04_12F1」¥18,000/ゾフ(一部限定店舗/ゾフ・カスタマーサポート フリーダイヤル 0120-013-883)

SWANS
フィット感抜群のジャパンメイド

水面や芝生の反射光をカットするアイスブルーの偏光レンズを搭載。日差しの入り込みを防ぐハイカーブながら、日本人の骨格に合わせた設計なのでストレスなく掛けられる。
「PW-0167」¥14,000/スワンズ(スワンズ・カスタマーセンター TEL 06-6783-7818)


サングラスは遊びの要素を取り入れて

「日本人はサングラスを敬遠しがちだけど、もっと気軽に取り入れてほしいですね」。そう語るアニキと訪れたのは、銀座のオブジェ・イースト。ここは年間通してサングラスの品揃えが充実している。

OBJ east (オブジェ・イースト)
2000年にオープン。「シトロエンDS」をコンセプトにした店内には、約50ブランドのアイウェアが並ぶ。丁寧なカウンセリングを踏まえたフレームやレンズの提案に定評があり、店内奥のソファスペースでそれらをゆっくり吟味することができる。
東京都中央区銀座2-8-9 木挽館銀座ビル1F
tel.03-3538-3456 p11:00~20:00 無休
OBJ east (オブジェ・イースト)
2000年にオープン。「シトロエンDS」をコンセプトにした店内には、約50ブランドのアイウェアが並ぶ。丁寧なカウンセリングを踏まえたフレームやレンズの提案に定評があり、店内奥のソファスペースでそれらをゆっくり吟味することができる。
東京都中央区銀座2-8-9 木挽館銀座ビル1F
tel.03-3538-3456 p11:00~20:00 無休

 サングラスは目元が隠れるため、少々個性的なデザインにトライしても悪目立ちしにくい。眼鏡は黒セルばかりというアニキも、べっ甲柄などを楽しんでいるという。そんななか目に留まったのがイタリアの老舗、ペルソールの「714」。映画『華麗なる賭け』でスティーブ・マックイーンが掛けていたことでも知られる1本だ。

写真中央が、ペルソールの「714」。ティアドロップ型が硬派な印象だ。
写真中央が、ペルソールの「714」。ティアドロップ型が硬派な印象だ。

「彼のスタイルに憧れた人も多いのでは? それを真似てMA-1を着るのは年齢的に気後れしてしまっても、サングラスなら臆せず取り入れられますよね」。

 手の平サイズに収納できる折り畳み式である点も、男の所有欲をそそる。「ガラスレンズを採用しているのも、ハンドルが重たいクラシックカーにあえて乗りたくなるようなギアとしての魅力を感じます」。そんなギミックで遊べるのも、サングラスならではだ。

「男としては、一人静かに飲みたいときもサングラスは必須。涙を誰にも見せないようにね(笑)」

「ミュージアムのような空間で、まさにオブジェのようにアイウェアを楽しめるのがこのお店の魅力ですね」とアニキ。
「ミュージアムのような空間で、まさにオブジェのようにアイウェアを楽しめるのがこのお店の魅力ですね」とアニキ。

片野英児 かたの・えいじ◯1968年東京生まれ。定番ファッションや昭和酒場など、普遍的なものを紹介するコンテンツで人気に。業界やファッション通の間で「アニキ」と慕われ、イベント出演やコラボ商品開発も手掛けつつ自身のYouTubeチャンネル「AniTube」を中心に幅広く活躍中。

Photographs:Fumito Shibasaki (donna),
Writing:Mirei Ito