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連載シネマチャート

ライバルはキアヌ・リーブス? 15年ぶりに再会した幼馴染みに恋して…… 「いつかはマイ・ベイビー」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

 ベトナム系のサシャ(アリ・ウォン)と韓国系のマーカス(ランドール・パーク)は、サンフランシスコで隣同士の家に育った幼馴染みだが、16歳のときのある出来事を機に疎遠になってしまう。ロサンゼルスに拠点を移し、有名シェフとなったサシャに対し、マーカスは妻を亡くした父を守るために実家に残り、売れないバンドを続けていた。

 新しいレストランをオープンするために故郷に戻ったサシャは、16年ぶりにマーカスと再会する。最初こそぎこちない空気が流れるが、2人はすぐに気の置けない関係を取り戻す。マーカスがサシャへの恋愛感情に気付いたとき、サシャから新しい恋人ができたと告げられる。その人物はなんと、キアヌ・リーヴス(本人)だった。

〈解説〉

人生を突き進むセレブ女性と、変化を恐れる男性の、ロマンチックラブコメディ。ナーナチカ・カーンの長編初監督作。102分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★☆☆☆強い女に優しい男という恋愛喜劇の伝統パターン。女の人物像もファッションも単調成金趣味。イキオイだけはある。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆陰翳に乏しい映画だが、アジア系アメリカ人のヘンテコな側面を逆手に取ったアリ・ウォンが強い。キアヌもアジア系だ。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆料理シーンは楽しいし幼馴染との偶然の再会も気持ちいい。だが母の味を持ち出してげっそり。キアヌの出演に☆1つ。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆ラブコメの既成パターンを時代性に合わせて調整し、「いま売れる」装いに。キアヌのイケメン道化ぶりに星ひとつ進呈。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆現代のアジア系アメリカ人文化をキラキラに描くラブコメ。独創性には欠くも、カメオ登場する大物俳優の場面に抱腹。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
Netflix映画『いつかはマイ・ベイビー』独占配信中

INFORMATION

『いつかはマイ・ベイビー』(米)
Netflixにて配信中
https://www.netflix.com/jp/title/80202874

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