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「Aさんから、人に言ったら殺すと言われた」

「学生舎の居室は二人部屋ですが、カーテンと壁で仕切られているため、個室のようになっています。当日、隣人は不在で、AとB子がベッド、もう一人が床に座ってウイスキーを飲んでいたそうです。AがB子の肩に手を回しながら、1時間ほど話し込んだ後、眠くなった別の女子学生が自室に帰ったのです」(別の学生)

「事件」の経緯が記された防衛省作成の内部文書

 事情を知る防衛省関係者もこう証言する。

「Aから襲われたと主張するB子さんは、医学科の男子学生にLINEで助けを求め、部屋から脱出した後、『Aさんから、人に言ったら殺すと言われた』と怯えながら話したと聞いています。その2日後、B子さんは指導教官に産婦人科の受診を申し出て、事件が発覚。B子さんは後に警務隊へ被害届を出しましたが、Aは『酒に酔って全く覚えていない』と言っており、今はお互い示談交渉をしていると聞きました」

 Aには、今年2月28日に停学3日の懲戒処分が下されている。

「強制性交についてはまだ立件できないため、未成年の学生を部屋に入れ飲酒したことで処分を出して、この春に卒業させた。Aは医官として幹部自衛官になり、近く防衛省が運営する病院に勤務予定です」(同前)

 さらに別の学生は「最近、校内の風紀が著しく低下している」と、こう明かす。

「学生舎は男女別棟で、相互の居室立ち入りは禁止ですが、守らない学生も多い。服務規程違反も頻繁に起きており、学生を指導する立場の女性自衛官もトラブルを起こしたばかりです」