〈あらすじ〉
磁石を使ったテクノロジーの発明で財を成したアメリカの億万長者(ライアン・レイノルズ)は、3年前に自分の死を偽装して存在を消し、政府が手を出せない巨悪を倒す自警団を結成した。元CIAのスパイ(メラニー・ロラン)や、元軍人のスナイパー(コーリー・ホーキンズ)など、卓越したスキルを持つ男女6人のメンバーは、過去と名前を捨て、お互いを数字で呼ぶ。次のミッションは、中央アジアのある国家の独裁者ロヴァクを失脚させ、弟ムラットの政権を打ち立てることだった。チームは香港へ飛び、高層タワーのペントハウスに監禁されている、ムラットの強奪作戦を決行する。
〈解説〉
『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督作。巨悪と戦う自警団の活躍を、カーチェイスや銃撃戦をふんだんに盛り込んで描くアクション超大作。128分。
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中野翠(コラムニスト)
★★★☆☆高所恐怖症の身にはツライ場面あり。人間離れした体技の数かずも映像処理でどうにでもなるんだろう、と思うばかり。
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芝山幹郎(翻訳家)
★★★☆☆人工甘味料山盛り、ステロイド大注入の乱暴なアクション映画だが、なぜか憎めない。M・ベイの珍発明に笑ってしまった。
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斎藤綾子(作家)
★★★★☆カーアクションもパルクール的な美しい動きも緩んだ肉体には刺激的。シリーズ化に期待だが大画面じゃないと勿体ない。
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森直人(映画評論家)
★★★★☆カラダの丈夫な男子中学生がそのままおっさんになった稚気。大味さもどんと来い。マイケル・ベイ節が溌剌と出ている。
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洞口依子(女優)
★★☆☆☆良くも悪くもマイケル・ベイな“悪ノリ”炸裂。ド派手なだけのカーチェイス。徒労感募るもベイ好きには堪らないかも。
- もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
- 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
- 料金の価値は、あり。★★★☆☆
- 暇だったら……。★★☆☆☆
- 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
『6アンダーグラウンド』(米)
Netflixにて配信中
https://www.netflix.com/jp/title/81001887
