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渡部建、箕輪厚介、キッズラインの経沢香保子……成功者たちの夕暮れ

「バレなければ何をしてもいい」とやり得を目指す素敵な面々

2020/06/18
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 アンジャッシュの渡部建が六本木ヒルズの多目的トイレで致していた件については衝撃的な事件になってしまいました。何かの依存なのかとすら思いますし、仲間内も「一言言ってやれよ」と思います。

アンジャッシュ渡部建 相手女性が「“性のはけ口”に…」(週刊文春6月18日号)
https://bunshun.jp/articles/-/38334

 元業界人で、いまICT系企業の「美人秘書」をやっている女性が、あの著名人と寝た、この有名人とのプレイはこうだった、みたいな武勇伝を宴席のたびに披露してくださるので興味津々で鼻くそをほじりながら伺うのですが、見方を変えれば別の意味でこの女性がトイレなのではないかと気になるような話が満載です。

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©︎iStock.com

 

「ムカついた」「悲しくなった」という理由で情報は流れる

 渡部建に限らず芸能人になりたい若い女の子や、もっと上の交際を目指して著名になろうと頑張る女性は、コロナウイルス禍にも負けずに日々「パパ活ラウンジ」でパトロン探しをしたり、「17 Live」のような投げ銭のできるビデオチャットで一晩に200万稼いだ、今夜は300万目指すとか取れ高を競っておられます。たくましくデジタル時代を生きているんだなと感心しますね。

 何事にも貪欲に取り組み上を目指すのは大変結構なことではございますが、彼女たちも多感ですし、好きで若さや性を売りにしているわけではないことも多いので、不愉快な男と出会うと往々にして「ムカついた」り「悲しくなった」という理由で情報を売ろうとします。いや、それで復讐するんだという気持ちは分かるけど、振り返って他人の人生を滅茶苦茶にして後悔することもあると思うよ。その場はスッキリしても、やがて重い石を背負って人生を歩むことになることもあるんだ。いいおっさんである私は毎回そう思います。

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そもそも、なんでそんな異性と関係を持ったのか

 しかし、いい歳をした男と女ですから、やはり「そういうことがあり得る」前提で出会ってしまえば、その日のうちにやりたくなるのも人情なんですよ。35歳まで童貞であり、結婚後も家内一筋で生きている私は彼ら彼女らからすれば「不動の安パイ」で、ストーカー対策のための引っ越しの手配から弁護士の紹介までいろいろとお話を頂戴する中で言えば「あ、これは何か起きるぞ」というのはいまや五感で捉えられるようになりました。意外とね、分かるんですよ。まるで猫ちゃんが大雨を察知して子猫を咥えて高台に避難するように。

 こじれる男女の間に立つことは滅多にありませんが、いつも感じるのは「そもそも、なんでそんな異性と関係を持ったの」という疑問と「若いあなたはこれからどこを目指そうと思っているのかさっぱり分からない」という感情です。