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《タレントの名前を使えない》《他事務所の移籍は禁止》

「給料問題や、仕事の方針など、退所したい理由はタレントによって様々ですが、まず『辞めたい』と相談すると、自分にどれだけの時間と金が使われたか、ナベプロのお陰で仕事が出来ているのがわかっているのかなどと言われ、それでも辞めたいのならと、『覚書』にサインをさせられるのです。

《タレントの名前を使えない》《1年間、他事務所の移籍は禁止》《○○事務所だけなら移籍を許す》など、人によって約束する内容が違うのですが、大澤さんを怒らせたある人気タレントは、芸能活動を禁止する期間が書かれておらず、いわば《無期限》の扱いだった。そのタレントは泣く泣くサインをさせられ、今も本格的な芸能活動に復帰できていません」(ワタナベエンタ元所属タレント)

 大澤氏はセクハラ被害者、A氏にも退所時に「覚書」へのサインを迫っている。A氏はグループアイドルを卒業した翌年の2020年2月、大澤氏から退所を通告された。

大澤氏からA氏に送られた退社にあたってのLINE。《もしYouTubeとか芸能に絡んだことやりたいなら来年の4月以降なら》と1年にわたる活動禁止を通告している

「グループを卒業して、テレビやラジオ番組の仕事が決まって動き出した矢先に決定事項としていきなりクビを通告されました。理由を聞くと『スポンサーのN社長を怒らせたから』と言われました。が、まったく見当がつきません。大澤さんを怒らせた心あたりとしては、1月に大澤さんに黙って友達と沖縄旅行に行ったことくらいです。そのとき大澤さんからは《違う人としているAはいらなーい》ってヤキモチを焼いているようなLINEがきました。でもその後も《バナナ舐めにきてー》と相変わらずのセクハラLINEも来ていたし……意味がわからなかった」(A氏)