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「腹が出ていて蹴りやすかった」……札幌“妊婦腹蹴り男”51歳のすさんだ生活

「道をふさいでいて邪魔だったので『どけろ』と言ったら、生意気なことを言ってきたので蹴った。腹が出ていて蹴りやすかった」

 蛮行を働いた男は取調べに対し、反省するでもなくそのように述べたという。

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 6月23日、札幌南署は札幌市に住む無職の男・A(51)を暴行の疑いで逮捕した。Aは4月13日の午前7時半頃、札幌市内の路上で、20代の妊婦の腹部を足で蹴ってそのまま立ち去ったが、防犯カメラの映像などから特定に至った。

写真はイメージ ©iStock

 社会部記者の解説。

「現場近くに住むAは、7歳と5歳の子供を連れていた、当時妊娠7カ月の女性に言いがかりをつけて暴行に及んだ。幸い、胎児に影響はありませんでした。被害者もAに言い返したようですが、妊婦だと認識した上で暴力をふるっているので犯行は悪質。粗暴犯で、過去にも傷害事件を起こしていることから、逮捕に至った。ただ、所持金が少なく逃亡の恐れがないため、現在は釈放されました」

 Aとはどんな人物だったのか。自宅アパートの近隣住民が語る。

「彼は生活保護を受給していたようですが、昼間から酒を飲み、毎日のようにパチスロに興じていました。建築現場で日雇い労働をして働くこともあったようです。アパートの同じ階の方は『米を買う金がない』『灯油を買う金がない』などと理由をつけて、お金を無心されることもあったとか。一度貸したお金も戻ってこなかったみたいです」