黒木瞳(59)が監督する映画「十二単衣を着た悪魔」の11月6日公開が決まった。
初監督作「嫌な女」以来4年ぶりの新作長編は、青年が源氏物語の世界にタイムスリップする物語。
「黒木が内館牧子氏の原作に惚れ込み映画化を思い立ったというが、そもそも黒木が映画を撮る、ということに驚いた人も多いのでは。前作の『嫌な女』は吉田羊(年齢非公表)と木村佳乃(44)の豪華W主演。舞台挨拶では真っ白なドレス姿の黒木が一番目立っていた(笑)。話題性は十分だったが、興行収入は7000万円と惨敗し、作品の評価も低調。今回は伊藤健太郎(23)、三吉彩花(24)と俳優陣が地味なだけに、監督の腕がより問われる」(映画記者)
宝塚歌劇団時代、先輩の大地真央(64)から指名され、史上最速の入団2年目で娘役トップに就任した黒木。1985年に退団後は女優に転身し、初主演映画「化身」(86年)では全裸シーンに挑んだ。
「退団翌年の全裸シーンは宝塚関係者から非難する声もあったが、黒木の覚悟と演技は評価を受けた。私生活では俳優との不倫疑惑などが騒がれたが、91年に電通マンと結婚。7年後に長女が誕生」(芸能デスク)
「失楽園」「破線のマリス」などで主演し、今や押しも押されもせぬ大物女優だが、なぜ映画監督なのか。