昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2100年の日本は“人口6000万人”に…「中国で出稼ぎ日本人が爆増する」時代が来る

一人あたりの豊かさが逆転される日

source : 提携メディア

genre : ビジネス, 経済, 国際, 働き方

100年で人口は半減…そう遠くない未来、中国で出稼ぎ日本人が爆増する

世界人口は増え、日本の人口が減る

地球の人口はどこまで増加し続けるのか? 地球の資源は人口増加にどこまで耐えられるのか?」。この漠然とした不安に対して、意外な予想を米国のCNNが報じました。

世界人口は2064年の97億人をピークとし、減少に転じることで21世紀の終わりまでには約88億人に縮小するというのです。この予測は米ワシントン大学医学校の保健指標評価研究所(IHME)によって発表されました。

写真=iStock.com/LanceB ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/LanceB

また、日本の人口は2008年の1億2808万人がピーク(国土交通省)であり、前出の予測では2100年には約6000万人に減少するとありますから、約100年間かけて「半減」するという見通しです。

人口が減ることで日本の未来はどうなるのでしょうか?

人口が多い日本が享受するメリット

世界には人口の多い国と少ない国があります。日本は人口の多い国であり、数多くのメリットを享受しているのです。

人口が多い国での主たるメリットは、旺盛な消費に支えられる「内需主導型経済」の構造になることです。国連の調査によると、日本の人口は234カ国中世界11位ですから、「日本は人口の多い国」といえます。日本における輸出依存度は15%程度であり、海外諸国に商品・サービスを販売して外貨を稼ぐ国ではなく、国内の巨大な人口で経済が成り立つ国なのです。その規模は、OECD(経済協力開発機構)に加盟している各国の輸出依存度の低さでいえば米国に次ぐ世界第2位というものなのです(2018年ベース)。

内需が小さく、輸出依存度が高ければ、輸出相手国の経済状況に大きく影響を受けることになります。今や何か商品1つの製造をとっても、網の目のようにサプライチェーンが張り巡らされている超グローバル社会ですから、世界経済の影響を受けない国は存在しません。しかし、旺盛な国内消費があることで、他国の影響を受けにくくなり国の経済はより盤石になります。